Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

待ち人来たらず

お恥ずかしいことに毎月テナントの大家さんとは、家賃のお支払い時には攻防が。まあ、大元のオーナーさんではなく経理のかたではありますが。
何せこの8年以上我慢を強いられているビルのエントランスの呼び込みの男性陣、彼らもお仕事でしょうから長いお付き合いの方々もおられ難しい局面も。ただ、そんなやんわりとした対応では解決には至らないのも重々。行政の指導も体面的なことばかりで、温度差も感じられますが幾分新たな展開も有られるようなのですが大きな期待はせずにも何か進展があることを切に願います。
で、昨夜のブルゴーニュ
・Chassagne Montrachet Morgeot’87 Jean Pillot
・Chateau Corton Grancey’95 Louis Latour
月末の週頭、もちろん最後までですがやや期待は薄い感じは心得ております。
また、僕の勘違いでしょうか?お話いただいていた顧客の方のお越しがなく、やや寂しさも。何かのトラブルがなければ良いですが。
今宵は何時ものマダムとの喜怒哀楽な長時間のワイン飲み友達で。何故だか何時も素晴らしいワインをご一緒いただくのですが、私の甘えかもしれませんが中盤からは毎度のように思いとは逆の意地悪な会話が展開されます。ここは、毎度ながら反省させられるのですが終わり良ければ!そんな気持ちは私だけかもしれませんが。すみません。
プルミエの’87の白、本当に今年は猛暑も相まって沢山のブルゴーニュの本当にもう見つけがたいボトルが何本も空けられたような。
かなり熟成も進み琥珀色の外観からも期待は強く、ヘーゼルナッツと蜂蜜の香りは何時も通りのこれまた特別な1本。もっと素敵な会話で楽しみましょう。
このままじゃ、終われない!そんなルイ・ラトゥールのハーフのグラン・クリュ。’95ならばそれもまた飲み頃にも近づく存在でしょう。
これもまた希少な在庫は1本のみになってしまいましたが、やはりグラン・クリュの存在感は別次元で。
コルトン最大の所有者は、ソツなく安心感を与えてくれる芳醇な華やかな1本。
相変わらずの紫煙は2本あがりましたが。

               Sommelier R.Imamura