Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

これまた酔いましたが

9月に入りました、本日のお昼間は遅いでしたが若めのヴィンテージの今月のお勧めの何本かを店舗に。カウンターバックの絵も合わせてぎりぎりでお持ちした次第ですが、朝方の豪雨の音は二日酔いの僕の耳にも入っていました。
また、非常に苦戦を相変わらず強いられた8月でしたがお蔭様で何とか何とか乗り越えることが出来たような。本音では、ほんの辛うじてでも貯金がしたかったのですが上手いこと出来ているのかそれとも自身の気持ちの弱さか儲けさせず潰させずの世知が無さのような・・・・・・。
ですが、それでも8月もご愛顧いただきました顧客の皆様にはこの場を借りて。また、9月も益々熟成したワインの世界に浸っていただければ幸いです。
で昨夜の酔っぱらいは
・Meursault Les Chevalieres’73 Alain Coche Bizouard
・Beaune Clos de la Chaume Gaufriot’90 Antonin Guyon
・Pommery Brut’91
半年ぶりぐらいでしょうか?現在でもワインの仕入れに於いての業者さんとしてはほぼお二人の方に依存するワインリストではありますが、その内のお一人が横浜から。年齢的にもほぼ同じではありますが、女性のソムリエールですね。何時もながら飲み友達のようになってしまうのですが、今宵も。
また、今回は以前のボルドーへの出張時のお土産があり。これが一番嬉しいかもしれません、木箱に美しく詰め込まれたハバナ産のシガーが。パルタガスのリミテッドでしたが、どうやらやはり日本国内での価格よりも半額にも等しいのかな?いずれにしても有難うございます。
で彼女からでは無い仕入れのコシュ・ビザールのシュヴァリエール’73を。以前の’70同様に酸がやや支配的にも感じられますが、これもまたモカの香りも鮮やかにフィネスを感じさせてくれます。
そんな中待てども待てどもではありましたが、こちらも8月最終にやっとお越しの何時ものムッシュが。珍しくお一人ではありましたが、カウンターは他のゲストも塗れるようにここからが彼女から仕入れたボトルを。
アントナン・ギヨンの’90は、どうも前回のボトルよりもタイトな印象を。酸が主張するスタイルにムッシュのご意見はワイン商の彼女に手厳しく。
〆はシャンパーニュで、’91のポメリーはやや若い泡の質感を残しながらも甘みは綺麗に溶け込み始めており。久々にご一緒するムッシュと深夜はしばし紫煙を燻らせながら。

                     Sommelier R.Imamura