Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

極上のワインを

本日は兼ねてから聞いてはおりましたが、家族全員が午前中から出払っておりまして。まま、大阪まで遊びに雨の中出かけていたのですが静かな家の中昼食は自分で作り何となく寂しげな感じで身支度をして出勤いたしました。
偶には気分転換を妻にも必要でしょうが、おそらくそれどころでは無いくらい本日の雨の土曜の大阪だったのでは?
で昨夜の極上のワインは
・Chateau Grusaud Larose’78 St Julien
・Romanee St Vivant’76 Domaine de la Romanee Conti
・Santenay Les Gravieres’90 La Pousse d’Or
・Savigny Les Beaune Les Lavieres’96 Chandon de Briailles
・Brauneberger Juffer Sonnenuhr Riesling Auslese’99 Fritz Haag
・Cervaro della Sala’99 Antinori 1500ml
・Coteaux de Champenoise Jacques Beaufort
・Jacques Selosse initial
金曜なのに、そんな感覚に襲われた前半の閑散さでしたが、中盤の福井からの顧客に救われました。
毎回、皆様のご提示いただく金額は余りあるもので出来る限りのリクエストにお応えしたく。今回は明確な提示がございましたのでシャンパーニュでお食事を流されながら1本目はグリュオ・ラローズを’78はやはりバランスが取れ未だに活き活きとその酒質を漲らせており。
2本目はロマネ・サン・ヴィヴァン’76を。久々のロマネ・コンティ社でしたがやはりこれに尽きるかと。独特な紅茶の香りを遷ろわせながら、柔らかい果実の洗練された味わいは最上のブルゴーニュの作り手でしょう。
災い転じて、そんな何時ものお二人は今宵も。’90は彼らにももう若すぎるようです。バランスは最高ながらも。これも私の責任ですが、皆様古酒病にかかられて。
足りない分はハーフのブリアイユで。これまたやや酸立つ’96で。ハーフは特にブルゴーニュは見つからないな。
先日のお支払いを兼ねたお越しながらも、どうやら今宵も目いっぱい飲まれたようで。優しい味わいのアウスレーゼで、皆様のお越し前に退散を。
つづく