Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

9割がドクター・・・・

休日はしばし遅れましたが長男と共に祇園町界隈のダイレクトメールのポスティングに。秋の観光シーズンは、紅葉もひと段落の感じなのでしょうか?自宅付近の何時もの交通規制も解かれていましたが、それでもやはり祇園町の周辺は渋滞が。予想通りでしたので正解でした、長男と後ろに乗せてトライアンフで来たことは。寒空の下でしたが、彼も頑張って手伝ってくれ今年のポスティングも後は今月末の1回だけになります。
それにしても、フェラーリ8台にランボルギーニ1台が大破か。横浜のホットロッド・ショーにでも行くつもりだったのかな?お怪我はさほどだったのは幸いですが、ディーラーがまたまた儲けることになりそうだな・・・・・・。
で先週末のドクターの皆様は
・Vosne Romanee 1er’89 Georges Noellat
・Cotes de Nuits Villages Les Vignottes’96 Jean Jacques Confuron 1500ml
・Corton Clos de la Vigne au Saint’98 Louis Latour
・Puligny Montrachet Sous le Puits’00 Louis Latour
久々にこんな晩もありましたね、国際会議場で学会が開かれると何処のワインバーも同じかもしれませんがこの週末の金土は9割がたのゲストがドクターの皆さんでした。
今宵も中盤からほぼ貸し切り状態の整形外科の専門の皆様は、かなり平均年齢もお高くなられていますがお元気で。
”Vで始まるのかBで始まるのか?”そんな表現に、ああブルゴーニュの銘柄の話か!そんな話題でヴォーヌ・ロマネとボーヌのことだと気が付きましたが、やはりヴォーヌ・ロマネのことでして。
比較対象のマグナムのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ’96もコンフロンのものなので決してこれ自体でも美味しいブルゴーニュなのですが、比較して飲むと差は歴然だったな・・・・。
プルミエ・クラスでも偉大なグラン・ヴァンを綺羅星のように点在させるヴォーヌ・ロマネのエリアはやはり余韻の存在感が全く別次元で。
関西圏各地から集まられたドクターの皆さんは足早に解散されましたが、京都をホームグラウンドのされるドクターは飲みたらない感じで残られ。しかも数年前にもございましたが、引き寄せると言いますか面識のあられる同業者の方々がお越しになられる始末でまた話に華が咲くもので。
今度は若いヴィンテージながらも特級の味わいをクロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オ・サンにて。これもまた、ふくよかな味わいに安心感を。
入れ替わりの男性陣達は、相変わらずのシガーと熟成したウオッシュ・チーズをお目当てに。’00のブルゴーニュの白は、相変わらず豊満に仕上がっている。こちらはメゾンものですが、それもまた当然のように安定感のLLで。

                      Sommelier R.Imamura