Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

花灯路

本日のお昼間は、昨夜で使いきってしまったバケットを購入も兼て買出しに。土曜は長男も学校がお休みで、有り余る感じで騒がしく。当然、兄弟をセットで連れていくのですが今回の彼の目的は僅かに1枚当たっていたスクラッチの換金で。たった¥200ながらも兄弟で¥100づつの彼らのお買い物は、悩みながらも1回¥100のガチャガチャと言う奴で。しかも、出てきた商品はマリオ・カートに出てくるイカ墨を吐きながら邪魔をするイカのキーホルダーが。そして兄弟仲良く2つ供そのイカでした。
で、金曜なのにな?の閑散とした晩は
・Andre Beaufort Brut’90
・Santenay Les Gravieres’97 La Pousse d’Or
パリからお帰りのマダムは、お土産を抱えられ。何時もながらありがとうございます。簡単なお食事は、あっさりと和の要素も感じられるような暖かいものと新鮮な生ものを。
ボーフォールのボトルは、おそらくまだ少しづつは彼のセラーには残されているのでしょう。ただ、リリース時期やひょっとしたらお父さんの仕込んだものと彼が仕込んだものがエチケットの記載で意外に几帳面に仕分けされているのかもしれませんが。そんなお人柄には思えないけど。
何度か飲み込んだ’90ですが、今回のボトルは以前のものの中でも間違えなく良い意味でのハーブのニュアンスがはっきりと。当然’90なので隠し切れない果実の味わいは甘く豊満ながらもエッセンスのようにタイムやセージのアロマを讃えて。
4月には岩国に帰ってしまわれるマダムをお連れのムッシュは、何時もとは異なる女性だけに。それにしても、やはりお年の頃は私には下手したら親父世代ですのでまあ随分。また、お家柄もお茶の世界におられるだけにお子さんの頃は中々大変だったようです。まあ、今あれだけお元気ならば。
お利口なサントネイのグラヴィエール、今月はまあ還元価格ではございますがよろしいでしょう、何より美味しくお買い得感を味わっていただければ。数年前は’94をこのような形で扱いましたが今また’97を楽しめるのも楽しいことです。そしてこう言ったことが私共の経験に繋がりワインへの記憶のページが増やされていきます。それを顧客の皆様にお伝えすることで。
さて、本日からの祇園街界隈の花灯路です。まだまだ肌寒さはございますが、お人の出は如何なものでしょう。 R