Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お祝い

休日は宇治の植物園に。もう桜が咲いており、こちらに併設されているレストランはカジュアルですがテラスで頂くお食事はぽかぽかのお天気に開放感を楽しめます。植物園も短時間ですが、北山に比べれば独占感も楽しめ散歩コースには最高で。
そして発覚は、次男が僕のことを”パパ”と呼ぶことが。妻は”かあちゃん”で長男が”にいにい”なのに不思議ですが。
さて、強烈に暇に喘いだ土曜日は
・Philipponnat Clos des Goisses’99
・Vosne Romanee’04 Leroy
・Charonnay Gaia & Rey’91 Gaja
・Pommery Grand Cru’92 1500ml
本当に土曜日か?そんなご意見も頂きながらも、そう言えばこちらの茨城からのドクターには昨年もこの時期を救っていただいた記憶が蘇りましたが。
昨年のご結婚に今回は、奥様の妊娠のご報告は目出度く今宵はどうしてもマダムの1本が。そんな晩のスタートは、曰くつきのフィリッポナの特別なゴワセ。今回は’99でしたが来月は他のオールドも。まだまだ、若く逆にアペリティフには最適な時期で。
やはり個人的には、’04のマダムは素晴らしく。香りの立ち上がりの多彩さに、味わいのバランスは若いなかでは信じられないほどのバランスの良さに卓越された彼女の良い意味での技術を感じさせられます。取り付かれる感覚を。
〆はガヤのシャルドネ。お越しの際には、大抵はこの造り手に賛同をいただいておりますので今回は稀少なガイア・エ・レイを。’91はもう見つからない。そんな感想が私には、だからこそお勧めも。未だにミネラルの質感の味わいは強いものの、メリハリの有るスタイルに興味は尽きません。
そして今宵の〆は、何時もの皆様。某ワイン屋さんでのワイン会帰りでしたが、ブラインドは本当に解らなかったな。若すぎるとは言うもののそれにしてもブイルゴーニュとすら感じられなかった・・。
でポメリーのグラン・クリュ’92のマグナムを。貴重なヴィンテージのマグナムは、今回もお勉強しすぎてしまいましたがこれもちと若すぎたかしら?まあ、ワイン会で苦言を呈されてしまいましたシガーについてが大当たりで私だけでも今宵はチャーチル・サイズを1本にロブストを2本ですから、もう店内と私の体力は・・・・。そんなそんな、それでも楽しき晩だったのでは?   R