本日は朝帰りながらも、ハーフパイプの様子が気になり早めの起床を。残念な結果でしたがある意味でも大きな話題を振りまいてくれた若い彼には今後も期待したく。
さて、相変わらずの厳しい展開ながらも極上の白ワインをお飲みいただいた数少ない昨夜のゲストに感謝しながら
・Meursault Charmes’97 Leroy
・Chassagne Montrachet Les Ruchottes’00 Pamonet
・Corton Charlemagne’83 Louis Latour
前半と言いますか所要時間35分だったでしょうか?あらかじめお電話をいただいていなければ、まず不可能だったでしょう。素人仕事ながらもグリーン・ピースのスープと前菜と称したメインも少量含まれた盛り合わせ7種にオルトさんのパスタを。
それに合わされたこれまた贅沢な白キャップながらもルロワのシャルムは、やはりやはり流石の一言。幾分、早い段階の熟成の階段を上がっているようにも見受けられましたがそこはそこで綺麗な熟成香もあがりながら。
たった3本の仕入れながらも、こんなテイスティングに後悔が募ります。また、何れ出会えるのでしょうが?
中盤も穏やかながら、今年祇園街を10年目に成られる何時もの芸妓さんは土曜のご予約も兼て。そこに失礼ながらの、飛んで火にいる・・・・。お戻りになられた先のムッシュは、何度か遭遇されており辛うじてのハーフをラモネで。余り熟成がピークにあるものを好まれないこちらの芸妓さんは、今回も’00くらいがよろしいかと。それでもハーフの分だけ黄金色にトロリと進んだリュショットは、土曜日に如何なボトルをご準備させていただこうか悩ませられながらも楽しい課題です。
深夜のマダムは、お取り置きのシャルルマーニュを。ルイ・ラトゥールもまたこの辺りのオールドは手数が少なくなり、一期一会の官能の世界かと。モンラッシェよりはかなりシリアスな印象は当然でしょうが、やはり個人的には今宵の流れと〆に開けられる特別な1本であることには間違えなく。
何れにしてもパルタガスのセリエDを燻らせるには最高の長い夜に。
Sommelier R.Imamura