Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'01'96'NV'85

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本日は、ふらふらながらも 筋トレを。少しスタートは遅くなりましたが、一応ノルマは。なので、準決の1試合目は終わっていた。その代わり、2試合目はしっかりと。ですが、やはり 慶応が強かったな。応援も変わらず凄いなあ、決勝は一段とテンションが上がるんだろうなあ?個人的には、仙台育英のような気がしますが。

で お盆明けでお疲れのところだったでしょうが

・Marsannay Champs Perdrix’01 Chateau de Marsannay

・Chassagne Montrachet Les Ruchottes’96 Ramonet

・De Vaugrenay Brut

・Alfred Gratien Brut’85

はあ、サッカーは終わってしまった・・・・・・。

スペインか?修正してきたとはいえ 日本に4点取られて負けたチームなのに難しいものです。そして、甲子園も決勝のみなので 夏も終わるなあ。暑さは残るけど・・・。

お電話に心より感謝いたします。日曜日の予定は嬉しい変更になりましたが、折角営業しているので 京都にお越しであれば是非ともは変わりません。

’01と’96は、まあ これもご縁なので遊ばせていただく形に。

’01の白ワインは残っていたかなあ?リストを見ればすぐに思い出していたでしょうが、セラーで吟味しながらも思い出しました。マルサネのシャン・ペルドリ、比較的カジュアルに使用できるかな?とかなり前に複数本の仕入れが叶った記憶がありましたが、最後の1本は残していて正解でした。熟成感はしっかりと出ていたので、ホストのお好みには十分かな?でしたが、この白もアペラシオンのキャラクターですが 果実の膨らみはやや穏やかに。先日来のマルサネの抜栓が紅白続いたな。

’96 これもまた流れの怖いところでもあるかな?フェヴレイのオート・コートがセレクトでしたが 先日の大陸の方へのボトル確認でセラーから出ていて 足元のヴィンテージ・シャンパーニュ用の冷蔵庫に入れていたものだから 並べてしまいました。そして、お選びいただく流れが 価格は倍ほどの差があるので危険な香りなのですが すみません。賛否の伴われる’96のブルゴーニュの白ですが、意外に僕は外していないような?日頃の行いです。熟成感は、言わずもがなですが 流れが良かったな 余韻の厚みは流石のリュショット、希少なラモネの熟成も消えていきました。とは言え、やっぱり お産まれ年の方々に抜栓させていただけるのは 本当に素敵な意味の有るソムリエ冥利かと。あ、画像が気に入られないようでしたら お伝えください!

定番的な生ハムとパイナップル・巨峰、フロマージュの巣蜂蜜添え。そして、黒トリュフのリゾットを予想通りのご所望にこなしながら ここからシャンパーニュの本番に。

このオールド・ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ、まあ ほとんど手に入らないので ほぼほぼこちらに。どちらにしても コルクを見る限り’85のアルフレッド・グラシアンのものと比べても同じような段階なので ’80年代のものでしょう。

特に2本が続けて試せると その立ち位置がはっきりと見て取れます。ヴィンテージの’85が おや?と思うくらいファースト・インプレッションは若さすらなのです。まあ、それだけジュースの段階のポテンシャルの高さが NVのシャンパーニュよりも高く 熟成がゆっくりと進むのも まあ理由に当たりますか。

そう考えますと この抜栓の流れが正しかったか?少し悩ましくも この初めてのテイスティングになったNVのシャンパーニュのコスト・パフォーマンスの良さは とてもい感じます。そして、勿論 この贅沢なヴィンテージ・シャンパーニュの’85は プレステージとまでは行かなくても十分に その複雑で多層な味わいを。

とは言え、今宵は紫煙をひとりで2本上げてしまい。これが疲労を促します。そして、何か愚痴っぽいことを若い芸妓にも言ってしまっていて 何か嫌悪感です。ごめんなさい。そして、和尚にはお疲れを癒す赤ワイン以外であったことを!またまたお待ちしております!

Sommelier R.Imamura

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