Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

偉大なフランスのワイン達

本日もぎりぎりの感でジムに。男子のフィギアをTVで見ながらでしたが、スノーボードと違い中々の時間の持たせ方に痺れを切らし自宅へ。サウナ中にシューレースが切れてしまうトラブルは過ぎておりましたが、銀への演技はライブで。4年前の金はダントツだった気がしましたが、今回は僅差の3人だった気がいたします。
さて、昨夜も閑散としながらも素晴らしいワインが”ぶどうの蔵”らしく
・Meursault’96 Comtes Lafon
・Nuits Saint Georges 1er’69 Faiveley
Musigny’82 Comte Georges de Vogue
・Meursault Clos du Cromin’99 Patrick Jovillier
・Chateau Gruaud Larose’88 St Julien
中盤からの神経外科医のムッシュは、フランスからのビジネスの兼ね合いのゲストを伴われ。やはり、言語の問題を解決出来る方は尊敬の念を。
白好きのゲストにまずは、無難と言いながらも上質この上ないラフォンのムルソー’96を。贅沢な照りは、熟成感と相まって滑らかにして複雑に。
2本目は赤をブラインドで。’69の彼にはもうヴィンテージはバレテおりましたが、はっきりと噴いた形跡は否めませんが流石のグレート・ヴィンテージの’69、十分すぎる果実の甘みをアルコールに溶け込ませて誘惑の世界に引き込んでおり。同行の男性にも’69がおられワインの楽しみは尽きません。
極上のワインを求めて、お仕事を中抜けなのでしょうか?マダムは今宵も。ドクターもおられましたので、甘え半分お勉強半分で今月の特別を。久々のミュジニではありましたが、状態の素晴らしさを改めて。’69には時間の経過は比較にはなりませんが、完璧な姿に活き活きとしたヴォギュエの完成された容姿には溜息も。洗練とはこのことなのかもしれませんが。
やや、疲れきっておりましたがかなり久々のフランス人のムッシュのお越しにもうひと頑張り。何時もながらの酔っ払いの彼もラテン系だけに楽しい方で。ハーフのムルソーは、やはりやや進み気味の味わいにこれは確かに日本人好みのスタイルかと。〆の’88の2級のハーフは今がピークの強さの中に優しさを織り交ぜて。
正直、後半は落ちておりました私共々ゲストまで。
Sommelier R.Imamura