Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

宵山

梅雨明けですか、何ともお騒がせな昨夜の宵山までの夕立でしたが。まあ、週末に巡行が行われ観光の方々にとっては最高の祇園祭になったのでは。
京都の夏の風物詩も終わり、暑さはつらいですが夏はやはり暑くなってくれるほうが良いかと。
そうそう、妻が今年はしきりに言うのですが近所の疏水沿いの桜の木に毎年蝉が煩いくらいに鳴くのですが今年はほとんど聞かれておりません。どうしてかな?
で昨夜のフランスの銘醸エリアから
・Clos de Marques’93 Saint Julien
・Chateau Pavie’83 St Emilion
・Chassagne Montrachet Clos de la Boudriotte’76 Andre Ramonet
・Puligny Montrachet Les Combettes’96 Etienne Sauzet
久方ぶりのムッシュでした、やり手の保険屋さんです。ご多分に漏れず、クライアントのクラブのママさんから浴衣祭りのご招待のようで。
下地を現実的な、2級のセカンド・クラスの熟成を。そうですね、確かにこのラス・カーズのセカンドは何度もお飲みいただいたような。
やはり烏丸祭りか、そんな展開で金曜の晩ながらも。
不幸中の幸いではありましたが、何時ものマダムから今宵は失礼があっては絶対に!との忠告を受けておりましたので。マイノリティ、との表現でしたが何のことはないむしろ自然な感じで個人的には何時もと変わらないお付き合いを。
パリ在住のムッシュ、即席の浴衣姿ながらも宵山をお楽しみいただけていれば幸いで。お好みは右岸だそうでしたので、今や評価はこの辺りのヴィンテージとは異なる世界観のパヴィ’83を。やはり、これも懐かしくそしてクラシック。
2本目はでは、パリにはほとんど無いのでは?ブルゴーニュの古酒レベル。今回も引きは良く、ラモネの赤はこれで終売です。
気を良くされた、ご帰宅でしたがマダムは飲み足りず?結局、とんぼ返りのソゼのハーフでした。お父ちゃんの時代のソゼしか扱わない!そんな主張もしておりましたが、流石にこのコンベット’96はすこぶる美味いとろける果実味で。確かにハーフながらも侮れない価格ですが、いやいや価値観を少しシフトしてあげないと。
連日の暴飲・暴吸にエアコンのあたりすぎで頭が痛い。今宵まで頑張りますか。 Sommelier R