Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

キャサリン

本日もジムで汗を。前日にワインを十二分に飲ませていただいた感がある時は出来うる限り汗を流したい、気分的な問題ではありますが。
ですが、出勤直後に業者さんの有り難いサンプル・テイスティングブランディー・ボンボン?17:00から効きます。
さて、昨夜は極上のワインが満遍なく
・Bourgogne Rouge’90 Leroy
・Duval Leroy’96
・Kistler Cuvee Cathleen’95
・Vuvray Clos du Bourg Demi Sec’99 Huet
・Pol Roger Brut’88
・Barbaresco’91 Gaja
・Sassicaia’95 Tenuta Sun Guido
・Echezeaux’86 Clos Frantin
前半から歯科医のムッシュは、変わらないエネルギッシュさながらも今宵は珍しく酔っておられ。それでもお好きなブルゴーニュのルロワの熟成とグラスとおっしゃられながらもヴォーヌ・ロマネをほぼボトルで。
今宵は遅めのお食事を兼て。久々のマダムのお越しにカウンターでの久々の同い年の奇遇も有られデュバル・ルロワで乾杯を。’96でも十分なこなれた感が。
お呼び出しに今宵も律儀にお越しのムッシュの登場に極上の白のカリフォルニアが。お嬢さんの名を冠したキュヴェ・キャサリン、’95は評価は最上ではないものの飲み頃に入ったキスラーは若い頃の味わいの爆発からは程遠く濃密なパパイアの味わいながらも落ち着きが有り。
でお隣ではソムリエさんらしく、ロワールのユエのデミ・セックとは流石です。そろそろ楽しい柔らかい甘みが立ち上がる個人的にも思い入れがある、個人所有で購入していた1本でした。
お隣も微妙にお人数が増えておられ、もう一度の感じのポール・ロジェの’88。これもまた綺麗に熟成を、シャンパーニュの熟成はこれだから止められない。
オランダからのムッシュは、今宵もイタリアを。今回は何時もより随分贅沢な銘柄を、円高なのに。ガヤはサシカイアとはピエモンテとトスカーナのトップをいっきでしたね。柔らかい’91と強固な’95と言う感でしょうか。
〆はブルゴーニュ、クロ・フランタン。ネゴシアンとしてはやや。なのですが流石にグラン・クリュの熟成は姿が違う。華やかにして誘惑的なスミレの香りに優雅さを漂わせ。
何れにしても酔いました。  R