Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今年の・・・・

本日は何時もならば雨男の私ですが、お昼間のジムへは奇跡的な雨上がりの時間帯で。まあ、運動をしにいくのにミニで行こうか?それともベスパで、と悩んでいる辺りが効果の少なさではないでしょうか・・・・。
で帰宅後は次男を連れて郵便局を目指し。徒歩で5分ほどの距離の稲荷郵便局ですが、出掛けに今度は雨に祟られ。ひょっとしたら次男も雨男かもしれませんな。
さて、昨夜の連日の難しい晩は
・Chateau Ponte Canet’84 Pauillac
・Beaune’76 Michel Gaunoux
水を刺される、なのでしょうか?昨夜も何とも動きの穏やかな。12月前半の動きがよかっただけに、正直9月10月の補填を何とかさせていただきたく欲は出てしまうものですが。
前半のムッシュは、奥様のテニスの間に。そんな感じでのお越しですが、そんなお心使いも有りがたく。まあ、所要時間30分ほどながらですのでグラス2杯だけですが。
今宵は迫る義理の妹さんのご結婚のお祝いに何か’84のお生まれ年のワインを、とのことでした。ヴィンテージに関しては辺りの酒屋さんに行くよりも・・・・。そんなお言葉には嬉しくもお応えしたい気持ちながら、’84か。そう言えばこの数ヶ月で随分消費したような感覚がございまして。手持ちはあるのですが、中々のプライスでしたそれもそのはず’80年代でも屈指の難しい生産年だけに上質なものを残すのみの感がありましたので。
でセラーの中に入り思い出したのがハーフの5級のグラン・クリュ。十分かと思われます、まあそれ以上でしたらご自身で飲まれたい!そうおっしゃられていましたので。
深夜の何時ものムッシュは、明日の発表の今年の・・・・を控えておられるのに2:00過ぎまで飲まれるのも彼らしく。
ポマールの珠玉の造り手のミシェル・ゴヌーのボーヌは、流石に’76までくると美しい透明感の中にも未だ衰えない酸の緻密さを。開けたてから香るエスプレッソの焦がしたような香りに支えられ時間と供に甘みをグッと増してくるあたりがボーヌのアペラシオンかと。
それにしてもヴィンテージ’76はがっちりとした骨格に支えられ村名クラスでもまだまだ楽しめる長命さを。

         Sommelier R.Imamura