で、ゲストを呼ぶドクターの今宵の１本はマダム・ビーズがドメーヌを立ち上げたファースト・ヴィンテージの’８８のオー・アロ。今月は同じヴィンテージのリッシュブールもお勧めしておりますが正直こちらに比べればとてもとてもお買い得な１本かと思われます。まあ、意味合いが大きく異なりますが・・・・。
で実は今宵はこちらより神様の逆オファーが。以前、こちらのドクターは４年程フランス･ロワールに研修にて。そのころにどうやら研究の対象を誤っておられたようで、その時点でもソムリエさん顔負けのワインの知識ながらも一段とドメーヌ巡りとテイスティングを為されていたようで。
で以前もお連れ頂いたフランスのワイン商のかたより、まま稀少なジャイエのヴォーヌ・ロマネ’７２を。故アンリ･ジャイエの熟成を経たこのあたりのボトルはもう中々で。ま、私も男ですけん一つ返事で。
お勧めさせていただく方もおりますが、個人的にも興味深く。
さて、今宵の特別なルロワの赤キャップはやはりクラシックな味わいにニュイ･サン･ジョルジュの酸とタンニンの骨格が未だに。果実味の芳醇さが有るが故にバランスはとれており、自然な香りの広がりに縁起でもないのですがジャイエ同様、マダムの亡き後の彼女のエチケットの張られたボトル達の価格と言う意味での行く末を・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
