Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

送り火

先日の帰省で我が家のお坊ちゃま二匹はメロンの美味しさに明確に気付きまして。ま、以前から長男はそれなりには理解をしておりましたが次男にもあの瓜の仲間なのに甘い誘惑を振りまく網目模様が。
ありがとうございます、先日律儀にご実家のお土産を大きなひとつ分けていただけ。本来ならばこちらが何時ものお礼をさせていただかなければ為らない立場なのに。食べごろを待ち冷蔵庫で冷やされた極上のメロンはとりあえず半分本日のお昼のデザートに。
さて、週頭のお休みをいただいた分を清算するような昨日の臨時営業でしたが、まま穏やかな感じで。結局日曜も朝帰りにはなりましたが・・・・。
・Morey St Denis Premier Cru’96 Des Lambrays 1500ml
・Chateau Le Trehon’89 Medoc 1500ml
毎年のことながらのドクターの皆様の大文字の会は、今年も滞りなく。今年は宇治の花火のワインのお届けなどが、まあ諸事情でしょういただけませんでしたのでそんなご時勢なのかな?と日々考えさせられますが、1日1日を大切に。
結局21:00スタートの予定ながらもお越しは22:30ぐらいでしたので、ちびちびとシャンパーニュとシガーを燻らせながらの待ちんぼで。少し皆様方の出来上がりにも負けないような下地は出来ておりましたので、まマグナム2本は適量だったのでは?
ランブレイのプルミエの’96。このクラスの造り手のマグナムが現実的な価格でしかもそこそこ熟成を楽しめる段階にあるものは稀少かと。ほろ酔い気分の皆様にも優雅な香りが、直前までお飲みになられていたワインとは一線を。うん、でも既にエチケットのデザイン通りにドクターは狼に成りかけていた方も。
あっという間の1500mlでして、ボルドーを。お買い得なマグナムのボルドーはヴィンテージで勝負を。’89の熟成感はヴィンテージの出来も後押しし七難を隠すと言うと失礼ではありますが。格としては穏やかなシャトーですが、お盆の〆を告げる滑らかな2本分。
体調不良と苦難のお盆ウィークではありましたが、学ぶことも多く。

             Sommelier R.Imamura