Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ’82’81

休日は大阪まで次男とドライブがてら 所要で。折角の桜の満開も容赦なく降り続ける春の雨に。
それにしても大阪までは、我が家の近くの鴨川西から続く高速を使用すると 本当に近く感じられます。目的地の 八尾までは1時間もかからないのだから。
そして本日の月曜日も 慌ただしく所要をこなしながら。そろそろ、結論を出さなければいけない 状況に近づきつつです。関係者の皆様にもよろしくお願いいたします。
で先週末の深夜の大物は
・Meursault Charmes’81 J.F.Coche−Dury
・Clos des Lambrays’82 Jean Taupenot

ご利用のスタイルは、様々な形が望ましいのですが。勿論、ワインのみですので それだけでもお客様は限定されるのですが。
深夜のお電話は、ヴィンテージ’81とお声で。名古屋からのドクターは、こちらも久々で。そう考えると 狭い世界で名古屋のドクターも面識があられる方が幾人か。1時間もかからない距離になりますので、京都でのお泊りも かなり身近でもあるかと。
前回同様のヴィンテージ’81にて、でしたが 手持ちの’81が非常に枯渇しており。ブルゴーニュの赤に関しては”コート・ド・ボーヌ”と”DRCのロマネ・サン・ヴィヴァン”のみになっており。
ですので、虎の子の白の逸品を!そして、何故か’82もおっしゃられたので 前回お飲みいただいた同一銘柄ながらも 造り手が異なる希少な銘柄が手持ちであったので。
抜群のクリーム・ブリュレの香りを立ち上げる コシュ・デュリのシャルム。中々この造り手の これくらい熟成したボトルを経験する機会は。個人的な経験では正直、酸のバランス等で気難しさが目立つ印象ですが 今回の1本は抜群に!白の巨匠の真価を垣間見たようなゴージャスな経験値で。
リコルク物のジャン・トープノのクロ・ド・ランブレイ、前回の’81ランブレイも素晴らしかったですが 今回は本当に僅かな区画しか持たない彼らの物で。安定感抜群のリコルク物は、先の’84同様に果実のフレッシュさも残しながらの熟成感にもかられる まま優等生的な味わいかな。
いずれにしても、ブルゴーニュの古酒を目指して 京都では!とお越しいただける特別な顧客がおられることに非常に感謝いたします。

               Sommelier R.Imamura