Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

これもご縁

本日は大文字、で臨時の貸しきりでの営業に。お越しまでの間の”つぶやき”です。流石に20:00代の京阪電車は下り線はかなりのお客様でしたが、祇園に向かう昇りはガラガラで。幾分、涼しく秋の気配も感じられる朝晩の気候が妙に切なさも。
で、昨夜の久々のお越しのこれもご縁ですね。
・Nuits St Georges Les Meurges’79 Cathiard Molinier
前半から画伯のお越しに本日も力作が拝見でき。こちらも久々のドクターご夫婦にもご覧いただけた11月のボージョレ・ヌーヴォーと12月のクリスマス、そして1月の新年のご挨拶に。何故か合わせて2枚の秋の作品が含まれていたのですが、全ての出来が中々素晴らしく頂かざる負えないと言えば語弊がありますが。資金繰りが苦しき今月のx5は正直。ですが何時もながら気持ちの込められた1枚1枚に楽しみは膨らみます。
で後半は約5年ぶりのムッシュは、お話口調で何となく誰だったかな?そんな存在で。ただ、お互いにウエイトのかなりの上昇に最初は気付かない場面も。まあ話せば直ぐになのですが、懐かしい限りですあの時そうですねソムリエの認定試験を受けられましたね。お料理人さんながらもたった半年の勉強期間で合格されたことへの感心と私どもでお飲み頂いた素晴らしいワインの数々はほんの一握りながらも記憶に留めざる負えないくらいの高価なボトルも。シュヴァル・ブランの’78などは確かに、それにギガルのムーリンヌの確か’84ぐらいでしたかね?そんな素晴らしすぎるワインはテストには出ないのに。
で30代前半にして早くも大阪にてイタリアンのオーナー・シェフとはこれまた。現在はやや穏やかな状況なのかもしれませんが、何とかこれもご縁で今回ぐらいは。そんな’79のミュルジュでした。お連れのマダムにもこのブルゴーニュの熟成による稀有な世界観はまたひとつの体験に為られるのでは?そして私も含めてソムリエたるもの、偶にはこんな官能的なボトルに舌鼓を打つこともとたも大切なことかと。
はあ、それにしても5年ですか!時は早いもので。確かにもう来年のことを考えながらの経営者の皆様もおられて当たり前ですものね。
業務報告 売約済みです Gaia & Rey Chardonnay’84 Gaja とても稀少で興味深く、イタリアに於ける白ワインのトップであることは間違えないでしょう。