Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

’90

本日は税理士さんとの月1ミーティング、ああ後半の失速が7月の収支を圧迫したような。追い討ちをかけたワインの大量の買いに芳しくない結果に予想外の数字の仕上がりに税理士さんもまた首を傾げる始末でした。
うう、夏場はやはりやや穏やかな展開も致し方ないかと・・・・。
さて、昨夜の結局深夜までの男3人のらしさのある会話の中でのワインは
・Francoise Bedel L’Ame de la Terre’98
・Vosne Romanee’90 Mugneret Gibourg
・De L’Argentaine Vandieres Brut’90
今月に入ってお初のご利用になられます。お忙しいのも解かっておりますので気に留めていただけるだけでも有り難く。
遅めのお食事を兼ねたご利用ながらも、そうですね確かにおっしゃられる通り私も含めてムッシュも減量は必要かもしれません。昨年の健康診断のデータからの一段と肥大されたお腹のサイズは、もう見慣れてしまいましたがお年からすると危険な予感も。
天使の海老なる生海老と供にベデルの’98ながらも熟成が進み始めておりクリーミーなスタイルへと変貌している上質なシャンパーニュ。意外に使い勝手が良く在庫はぼちぼち。中々、意図するエイジングは叶わないもので。
ヴィンテージ’90の偉大さをこれまた痛感させられるブルゴーニュシャンパーニュが続いて、ですのでちょっととの思惑も結局お連れがお一人、そして深夜のマダムの合流にて最終はムートンのマールまでいかれる辺りは流石のお強さかと。ただ、女性の合流ながらも一段と品の無い会話へと展開していったのは、これもまた現実でしょう。
女性的なイメージが付きまとうこの造り手ながらも’90のヴォーヌ・ロマネは真の通る精緻な酸に意思の強さを。バランスの取れた果実とのハーモニーはやはり偉大な。
シャンパーニュに於いても大抵のプレステージには十分すぎるくらいゴージャスな味わいを齎しており。やや、マイナーな造り手ながらも落ち着きと膨らみにかけては若い段階では感じ得ない豊満さを。
後半は幾らか酔いました、まあシガーも2本いただきましたし体調も悪くありませんでしたので。

          Sommelier R.Imamura