Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お届け、お持ち帰り

雨の週末は祇園南側の売り掛けの小切手をいただきに長男と。何度か彼は一力さんの暖簾はくぐってはいるものの忘れているのでしょうね。数ヶ月前からの新たなお付き合いが始まった松八重さんの経理の方がおられなかったのが誤算ではありましたが。
暇さにあえいでおりました金曜でしたが、やはり後半のご常連さんの救いが
・Chablis Bougros’97 William Fevre
・Hermitage Le Chevalier de Steranberg’92 Paul Jaboulet Aine
・La Dame de Montrose’86 St Estephe
こちらもご無沙汰のムッシュでした、医療関係の彼らはどうやら新型の発生以来お忙しくも一段とらしく我が店の暇さはそんなところ?関係ないか。
折角にケース買いのシャサーニュのプルミエの熟成も運び忘れており、苦渋のシャブリの熟成を。このグラン・クリュはもとの所有者のころのもので色々言われてしまいかねないものの特級はやはり素性の違いを見せ付ける素晴らしさを。個人的にはここにも世評とは異なる好みがある事に面白さも。
お疲れ様のご接待帰りのいつものムッシュは今宵は白で落ち着いて。シェリーの如き香りながらも絶妙な浮遊感の有る甘みに余韻のナッティーな酸のバランスが何とも、の稀少な’92のジャブレでした。懐かしいこちらしか飲まれなかったマダムを思い出しましたが。
ちなみに彼は今宵は持ち出しを。ベル・エポック・ロゼ’79はテイスティングは叶いませんでしたが、ま望まれる方の手元に届けば。
そして珍しくお二人でのドクターは、1本で。モンローズのセカンドは’86と言うこともお利口な条件かと。奇しくも今宵最終日を向かえる祇園のお姉さんがどうやら’86の彼女らしくポムロールのクロ・ド・クロシェ’86をお持ち出しに。大変だな!そんな思いと偶然ながらも’86で絡み合う今宵の先生方に無事ご帰宅が為されたのかが心配ではありましたが・・・・・・。
そしてお届けが昨日為されました。おそらくボランジェの価格がムッシュの意味合いを高めておられますが医療機器メーカーさんの内見会ですかね?ホテルさんにシャンパーニュ、赤白合わせて50本西村さんにお願いしてお届けが。持ち込み料を払われてもこちらがお利口でこなれた味わいらしく。
   Sommelier R.Imamura