Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白が優位に

休日は月末のお仕事のダイレクト・メールの祇園界隈のポスティングを。効果の程は良く解りませんが継続することに決めておりますし。また、親子のコミュニケーションも兼ており、実は先月から次男も参加しておりまして。3歳児も祇園街を1時間少々頑張って歩いております。
晩は結局勝てないサッカーを。まま、今回の相手は難しいでしょうが何れにしても頑張ってほしい。
で先週末の白い誘惑は
・Chateau Smith Haut Lafite Blanc’94 Graves
・Chambolle Musigny’80 Joseph Drouhin
・Meursault Charmes’73 Louis Latour
・Meursault Desiree’99 Comtes Lafon
・Moet & Chandon Vin Nature de la Champagne Blanc de Blanc Saran Nature 1500ml
前半はマダムの独壇場でしたが、スパまで併設するワイナリー経営のスミス・オー・ラフィットの軽い熟成物は出だしのは最適で。でその後に共通の顧客に成るべきレストランさんへとお食事に。良い意味でゲストとの共通の交流があることは望ましく。
中盤は何時もの皆様、ヴィンテージ’80は本当に手持ちがもう中々。そんな意味でも今回のシャンボールはこちらのマダムにも是非でした。寄寓にも今宵お誕生日での依頼をいただいておりましたクラブさんから、お持ち出しいただいたセギュール’80が抜栓不可能とのヘルプのお電話に顧客の皆様にお留守番をお願いの上テクテクと。華やかな店内で軽い作業のようにデキャンタージュまでさせていただき。
2本目はこれぞ熟成のシャルムの’73を。以前のルロワのものよりも印象が良かったな。とろける果実味は、酸を完全に包み込み柔らかくミルキーに。
で、先のクラブさんからムッシュのお越しのお電話が。この辺りの律儀さがお人柄で。で甘えさせていただくべく、ラフォンのデジレ’99を楽しみながらお待ちさせていただき。これだけでも十分贅沢なのですが。
勢い禿山’84をお願いしましたが、やや出すぎていたようで際物に変更を。マグナムのモエのシャプノアになるのでしょうが、初体験の銘柄でした。30年ほどの熟成を為された触れ込みですがブラン・ド・ブランはやや手強い酸を。贅沢ですが。  R