Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

銘醸ワイン

本日のお昼は土砂降りの中、都をどりに。と言っても、舞を鑑賞させていただいた訳では無くお茶席と何時もの芸妓さんの控室にてしばしの午後の歓談に。出番待ちの休憩時間のお付き合いですが、顧客の医療機器メーカー社長さん兼ソムリエのムッシュと昼からアルコールを。
何か帰り際には、膨大な差し入れに苦慮されていた芸妓さんに大量のお土産をいただき。また、お茶席でもお連れのムッシュには愛らしい意地悪も為されておりこれもまた祇園町の楽しみ方のひとつかもしれません。
で昨夜のフランス銘醸ワインは
・Bourgogne Pinot Blanc’99 Henri Gouges
・Chateau Pichon Laland’87 Pauillac
・Monthelie Les Duresses’98 Comtes Lafon
・Chateau Calon Segur’84 St Estephe
・Gevrey Chambertin Clos St Jacques’87 Armand Rousseau
最近頻繁の同級生のマダム、今宵も白ワインを宴会後に。アンリ・グージュの珍しいピノ・ブラン。やや寝た味わいにもやはり酸のタイトな印象も。まま、これも持ち味かな。
昇進祝いは今宵お一人で。お子さんの成長も楽しみですが、最近は伯爵夫人の抜栓がこちらには多いな。個人的にも最愛のボルドーのひとつのラランドだけに、’87も流石にしなやかにして滑らかな味わいで。仕上げの何時ものDRCのフィーヌ’79にマール’88はこれまた贅沢なデジェステフ。
今宵はお一人の方のお越しも多く、こちらも久々のムッシュ。お勧めのラフォンの赤は今回も溌剌とした果実味に酸の溶け込み具合がバランス良く。
4月のお客様、そんな感じの久々の横浜から。シラーズが最近はお好みそんなお言葉には、やはりカリフォルニアのカベルネがぴったりかな?
そんな中の2本目は今宵の芸妓さんのヴィンテージを。’84でもグラン・ヴァンならば十二分に楽しめる、そんな体験をしていただければ。
〆のブルゴーニュは、官能的な。本日もお会いしたムッシュですが久々の御姐さんを伴われお話にも弾みが。
ルソーのクロ・サン・ジャック’87、やはり熟成したトップの造り手の味わいは別次元の官能美。染み入る余韻が、繊細で素直に美味しい!そんなほころぶ笑顔が見られます。
Sommelier R