Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

澱酔スタート

うー、強烈に酔ってしまった昨夜の為お昼過ぎまで寝てしまいました。ですので本日のお昼はまったく機能せず。
ぎりぎり、すべき仕事の棚卸しが何とか終了いたしましたが。先月も随分購入させていただいたような、下世話な話ですが手持ち資金の減少分はきっちりとワインの棚に収められていたのも数字の面白いところでしょうが。
さて、昨夜の恐ろしくも素晴らしいワインの饗宴は
・Chateau Gloria’94 St julien
・Chateau La Louviere’93 Graves
・Clos de Marques’94 St Julien
・Chateau Cos d’Estournel’87 St estephe
・Louis Roederer Brut’78
・Mazis Chambertin’86 Faiveley
・Moet et Chandon Brut Imperial’70
4月のスタートには、申し分ない出来でしたが最終は。
相変わらずの男性比率90%以上の昨夜も前半は、お商売人と言いますか厳しい値切り交渉をされるムッシュながらも4本のボルドーならば致し方ないかと。グロリアから始まった90年代前半のブルジョアクラスの赤ワインは’80年代まで行きつきましたが流石に長いお食事に為られ。めいっぱいのコースのお料理はお恥ずかしながらも理解していただければ幸いです。どれも十分に飲み頃を感じさせる柔らかい味わいでしたが、やはり2級のトップのシャトーはエチケットの厳かさに負けないゴージャスなもので。
深夜1:00前に今宵の営業に耐えられないことに。年に数回とは言え来られるたびにこの状況はやはりで。お越しになられた方には申し訳ないですが、もう失礼にもなりますので。短時間で開けられる極上のシャンパーニュ2本とブルゴーニュの特級は当然ながら今宵も長すぎるほどのシガーをお互いに4本づつ。もうこれだけでも狂った感がございます。
細かい泡立ちを未だにの’78のルイ・ロデレール、蜂蜜ですな。
フェブレイの’86は中継ぎのような使われ方でしたがこの無花果のコンフィのような甘みは、シガーに勢いを。
最後は’70のモエ・シャンドンシェリーの質感ながらも余韻の繊細な甘みにドサージュの意味合いを大いに。最大のメゾンはやはりその理由をはっきりと。 Sommelier R.Imamura