Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フランス

週末の絡んだワインの日の20日は、フランスの偉大なワイン達が。土砂降りのなかお越しいただけた皆様に改めて感謝を。
・Francoise Bedel l’Ame de la Terre’98
・Santenay’96 Yves Girardin
・Veuve Clicquot Ponsardin Brut’89
・Pommard Les Perrieres’88 Jean Michel Gaunoux
・Chateau Mouton Rothschild’94 Pauillac
・Pommard Le Clos Micault’88 Parent
毎月この20日は、お越しいただけるムッシュは今宵も。稀少なベデルのヴィンテージは、自然な造り手を代表するだけに優しさを全面に感じさせるふんわりとした味わい。まだまだ、若いかと思っていましたが穏やかなニュアンスに前日のテキーラの悪夢を忘れさせてくれ。
2本目はこのところの安全パイのサントネイを。やはりコストパフォーマンスに大きな安心を抱かせるこちらもエレガントな1本。正しくグラスにはもったいなくなってしまう。
今宵は部下の方とのお食事で、いつもながらムッシュには素晴らしいシャンパーニュからワインまでソムリエとしての経験値を向上すべくものばかり。結局、今宵は中抜けがあられましたが後の4本は全てこちらに。
十分な熟成感と繊細な泡立ちにシャンパーニュの美味しさをいつもながら。巨大なブランドもまたこのハウスのクオリティを支えているのでしょう。
ミシェル・ゴヌークラシックなポマールの優良なドメーヌ、熟れた果実のコンフィをはっきりと感じさせ甘くジューシーな味わいに偶にはボルドー以外にも子羊を楽しんでいただけたのかと。
’04のムートンを飲まれたらしく中抜け後は、また甘えさせていただき。’94とてもう14年なんですね、もう少し待ちたい感ですが宛がわれた餃子にはタレさえお酢の風味が抑えられていれば中々の相性を。怒られそうですが・・・。
このパランのモノポールのクロ・ミコーは響きもヴィンテージ共々綺麗な印象が。流石にお連れの方はそろそろお疲れが見え始めておられましたが、ムッシュは俄然お強く。お体に合われないとも言われながらも紫煙のお時間になり。これまた洗練されたダヴィドフの2番と共に朝の気配を感じながらのボーヌながらも綺麗な酸を伴う逸品。 R