Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

イタリア

出勤時の太陽の淀み方が、冬らしさを感じさせ流石に羽織るジャケットも厚みが出始める本日で。
気候的には、ワインをお楽しみいただく最高の季節でしょう。確かにお人の出の感じられる晩が猛暑だった夏とは比較にはなりません。
で昨夜のイタリアン・ラヴァーは
・Jacques Beaufort Demi Sec’88
・Pommard 1er’97 Michel Gaunoux
・Chateau Sociando Mallet’91 Haut Medoc
・Rossj Bass’02 Gaja
・Campoleone’98 Lamborghini
・Maurice Vesselle Grand Cru Cuvee Reserve
中盤からは今宵は、久々に京都に戻られたマダムを伴われて。何時もながら何かしらのお土産には感謝いたします。
甘みを好まれるマダムには、半甘口の表記がなされその上で熟成されたジャック・ボーフォールを。これも以前彼を訪問した際に購入した、最後の1本だったかもしれない。まま、久々にお話するだけに会話に華も咲いたのでは。
中国と日本を行き来されるムッシュは、遂にソムリエールの奥様を伴われ。一部の強烈な購買力を誇る大富豪は別にしても、やはり中国のワイン熱は熱いようで。
現状の¥2500−のグラス・アイテムのゴヌーのポマールの’97プルミエにソシアンド・マレ’91を比較しながらのしばしの楽しい時間は、ほとんどが日本語で。ブルゴーニュ・ラヴァーのマダムながらも意外に熟成してトリュフの香りを纏ったボルドーにお気持ちの変化を見せておられ。
強者のマダムお二人を伴われてタジタジではないのかもしれませんが、イタリア人に身も心も変わられたムッシュはワインのお好みもまた。
インポートのビジネスもされているようで、失礼ながらもガヤの白を。この’02ですら非常に希少なものになりつつのイタリアと言う括りだけでは語れない世界レベルの1本で。
幾分マダムの酔われたフリ?も癪に障りながらも赤はランボルギーニを。ベタな選択かもしれませんが本当にあの牡牛がラベルに。色彩は黄色なのが、このキュヴェではベタさはないのですが’98は中々のレベルに達するサンジョベーゼかと。
〆はシャンパーニュで。ブージのグラン・クリュは、やはり厚みがありシャープさよりもふくよかさを。キャビアがまた贅沢に。R