ゆっくりとストップの掛かる昨夜で。週末に期待をせざる負えないような気持ちを隠しながらのバイ･ザ･グラスのお相手に。
・Ｃａｂｅｒｎｅｔ Ｍｅｒｌｏｔ’０３ Ｇｒｅｇ Ｎｏｒｍａｎ Ｅｓｔａｔｅｓ
・Ｃａｂｅｒｎｅｔ Ｓａｕｖｉｇｎｏｎ’０４ Ｃｈａｔｅａｕ Ｓａｕｖｅｒａｉｎ
・Ｃａｂｅｒｎｅｔ Ｓａｕｖｉｇｎｏｎ’０４ Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｖｉｎｅｙａｒｄ
・Ｃａｂｅｒｎｅｔ Ｓａｕｖｉｇｎｏｎ’９９ Ｂｅｒｎｅｔｔ Ｖｉｎｅｙａｒｄ
・Ｃａｂｅｒｎｅｔ Ｓａｕｖｉｇｎｏｎ’９８ Ｅｍｉｌｉｏ’ｓ Ｔｅｒｒａｃｅ
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｃａｍｅｎｓａｃ’０２ Ｈａｕｔ Ｍｅｄｏｃ
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｌｅｓ Ｏｒｍｅｓ ｄｅ Ｐｅｚ’０１ Ｓｔ Ｅｓｔｅｐｈｅ
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｃｌｅｒｃ Ｍｉｌｏｎ’９７ Ｐａｕｉｌｌａｃ
８種か。全てグラスにて。途中は半ば意地なのか、お遊びなのか？開けさせていただきながらのお相手に。まあ、お人柄に曇りの無いマダムでしたのでこちらも楽しみながらも飲んでいただけるだけ十分な感覚にも為り。祇園街のお姉さん方にも最近は私共のようなワイン･バーでもジュースのご所望をいただくこともあったりして・・・・・・・。
それにしてもタイプは明確にカベルネ･ソーヴィニヨン。メルローの比率は限りなく低く、やや厚化粧を感じさせるくらいの樽香を個性とするものに見出される感覚を。もひとつ付け加えれば、開けたての還元香を嫌いティピカルなユーカリやミントのアロマはアルコリックでシンナーのようと嫌われ。解かる部分ではありましたが、難しいところです。数分後には、あれ？と変わってるとの表現に振り回されながらもそこがワインの面白みで。
確かに個人的にもカリフォルニアのひとつの銘柄は、以前の印象を大きく変えざる負えない姿にしてやられた感を得ました。今回はカリフォルニアのソーヴェランに最も近い好みを応えられましたが、ソムリエとしても毎日のように扱うグラス・アイテムですが改めて比較をまじまじとさせていただく機会に前向きに。
さて、週末で全て歩留まりを無くしたいところです。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．ｉｍａｍｕｒａ
