Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

グラスにて

ここ数年ですが毎年ご依頼いただけているドクターからのご自宅用のワインのお届けですが今年も。今年も例年通り多少の課題と制約が。
ご予算が指定されておりその中で12本。1本がシャンパーニュで後は全て赤にてそして当然ながらヴィンテージはそれなりに飲み頃を迎えたもの。そして赤ながらボルドーは一切含ませていただけないことでしょう。
本日はお昼間に自宅の地下セラーの整理も兼ねてセレクトをいたしました。金額的にも”晴の日のワイン”と言うことでしたのでそれなりに買いこんではおりましたがローヌx2、ロワールx1、イタリアx1、カリフォルニアx1にて残りはブルゴーニュ。ヴィンテージもカリフォルニアの’94意外は全て’80年代から中には’43まで。まあ、内容に関してはお知らせしている段階ながら如何なものでしょう?
・Sancerre’04 Pascal Jolibet
・Chateau Les Ormes de Pez’94 St Estephe
・Chambolle Musigny’93 Christian Crerget
・Morey St Denis Cuvee Grives’00 Ponsot
カジュアルながらも最近はニュージーランドのものに圧されてしまう感のあるロワールのソーヴィニヨン・ブラン。いつものムッシュはこちらが定番で。爽やかな味わいは、ご自身同様に癒されるスタイルかと。
かなりご無沙汰でしたが、名古屋からのムッシュは今宵も少しお飲みの様子でしたが。
熟成の段階に入り始めた’94のペズは骨太の質感ながらも柔らかい味わいにグラスながらも十分な味わいでは。
サシカイアの’95マグナムはお取り置きしておきます。出来れば出来ればでお支払いを。
ロマネ・コンティをお開けいただいたのももう数年前に為りましたね。こちらもご無沙汰でしたが深夜のご利用に変わられないお元気なお姿で。
ただ、今宵は少し酔われていたようでグラスにて。
ブルゴーニュ・ラヴァーの困ったところは、お連れのマダムをほったらかしに。こちらが気を使わせていただくくらいでも有りますがお気持ちは良く。
以前は’70年代などのグラスも開けさせていただきましたが流石に今宵はあまりお互いに無理しすぎない程度に。
シャンポールの優雅な華やぎとポンソのモダンな味わいにゆっくりとグラスを回されて。   Sommelier R