土砂降りの週頭は、想定するだけで寂しい状況が。ただ、決して忙しくはないもののワイン・ラヴァーのご常連さんがたは様々な意味を抱えながらのご利用を。
・Riesling Beerenauslese’89 J.B.Becker
・Pommard La Croix Blanche’00 Parent
・Chateau Gloria’94 St Julien
・Vosne Romanee’76 Jean Pierre Mugneret
正直、個人的に扱われるボトルの状況は、おそらく7割がたがフランス・ワインでしょう。その中で不意にご所望いただけるドイツ・ワインはセラーの中で探すのが・・・・。基本的にはエリア別に纏めてはいるものの、日々出ては消え仕入れては加えと完璧には整理はしきれないもので。ですので記憶の作業と特徴をボトル毎に摑んでいくことも。横に寝かされたボトルからすぐに所在をつかむにはキャップ・シールのデザインもまた重要でしょう。特徴有る色合いや高貴としか言いようがない畑名が書かれていたり。そんな意味ではこのドイツはアルザスと同様に識別しやすい縦長のボトルに。それでも灯台下暗しと言うか少し時間もかかりましたが。
トロリと琥珀色を帯びたリースリングは、もっと遅めの時間でしたらシガーの衝動に駆られるソーテルヌとはまた趣を異とするリッチな蜂蜜で。
先生方も移動は避けられないようで、4月の人事の関係でお取りまきが大分。ただ、それでもチームをはっきり意識させられるこちらのドクターには聖職の部分を感じさせられます。ただ、そんなに上手に切り替えられるのでしょうか?というぐらいエッチな先生ですが・・・。ブルゴーニュ・ボルドー若い先生がたにワインの世界もご教授される辺りも素敵かと。
うーん、やり手ですな。個人的にもかなり重複されておられる気が・・・。まあ、それでも男から見ても中々素敵な方かと。今宵は最終だったようで何時に無く澱酔のようで。お連れもかなり。5件目からの’76は止めてあげればよかったかな?今宵、最も洗練された酸の切れ上がりは残念ながらお二人には関係ない世界感だったかもしれない。その割には、ペペロンチーノは完食の勢いでしたが。
Sommelier R.Imamura