Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュを凌ぐトスカーナ

本日は朝から長男の小学校の運動会に。その為、正直かなりの寝不足です。まま、夜のお商売に従事されているお父さん方は皆さんご一緒ですが。
それにしても我が息子は、80m走に障害走とどちらもどん尻で。しかも、4人中3人が女の子だったこともありお父さんとしては残念な結果に。まま、お父さんも対して足は早くはなかったですがそれにしても・・・・。ですが来年は期待しよう!
そして、やめて欲しい情報は明日の日曜の地区運動感が台風の影響で中止になったこと。これは嬉しいのですが、10月にまたまた順延とは・・・・。もう、中止にしてくれー!
で昨夜のブルゴーニュを凌ぐトスカーナ
・L’apparita’92 Castello di Ama
・Volnay’84 Henri Voillot
・Vosne Romanee’02 Mongeard Mugneret
・Vosne Romanee’00 Mugneret Gibourg
後半の寂しさが致し方ない金曜の晩ではありましたが、中盤から今月の救世主のドクターも。と言うことは、やはりこの晩も医療関係の方々に支えられることに。
イタリアン・メルローと言えば!筆頭はマセトーかな?その次に挙がるべきカステロ・ディ・アマのラパリータ、’92は開けたてのテイスティングではその気分屋は解消されないもののデキャンタージュが非常にものを言います。しなやかさに甘味を添加するような、上質なメルローの証明で。
こちらも実はドクターだったらしく知りませんでした、’84ヴィンテージと言うことはお若かったことも今夜知りましたが血筋はやはりのようで。
’80年代の中でも唯一くらいの難しいこの’84ですが、小ぶりながらもこの造り手の作品は果実味で安心感を得ることを可能にしてくれます。
ハーフボトルのラインナップに”こんなに有るのか?”とのお言葉でしたが、ボルドーは十分かもしれませんがブルゴーニュはもう崩壊状態のリストで。ハーフのブルゴーニュは、見つけたら少しだけでも補充したい。事実、ヴォーヌ・ロマネの名醸ワインでも’02ですら見つけ難いデミ・ブティーユ。
〆は久々のお姉さんでしたが、今宵は福の神のようにはならなかったな・・・・。まま、ご利用に感謝をしながらも後半は閑散と。同じくのヴォーヌ・ロマネでしたが、この造り手の’00もチャーミングなフランボワーズの香りが開いており。僕の感覚のオールドとは異なりますが、若い段階のこの’00近辺のボトルもそろそろお楽しみいただける段階に成りつつあるのかな?’00’01’02くらいまでは。

                        Sommelier R.Imamura