Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

すれ違い

落ち着き払った昨夜の前半にしばしの休息を取らせていただき。中盤から後半にかけての時間帯に最近中々ご一緒になられないお二人が異なるお連れとすれ違われるようにお越しになられ偶然と何か昨年もこんなことがあったかな?とデジャヴのような感覚を。年の瀬の郷愁の念にかられているだけなのでしょうか・・・・。それにしても後半にお越しのご常連のゲストの皆様にはお断りの回数も含めて申し訳なく。出来れば3名以上のご利用でしたらお電話を。
・Corton Clos Rognet’92 Meo Camuzet
・Opus One’01 Mondavi & Baron Philippe
・Burunello di Montalchino’86 Banfi
意外な取り合わせと言うか男性陣お三方でのメオ・カミュゼは、いつもご一緒のブルゴーニュの彼女の影響で。来年のビジネス・チャンスまでいただけ色々な意味でこの方々には感謝をしなければいけないのですが。それにしてもこの方私と苗字を同じくされる方で、お電話でお互いの名前を伝え合う時には不思議な感覚も。そんな縁も含めてご愛顧いただければ幸いで。
メオ・カミュゼ意外にもブルゴーニュではボトルがまだまだ売れ残っているらしく国内の事情とは異なるようで。ただ、この特級畑のコルトンは流石彼らの評価を十分に安定させる出来で。ましてや’92であってもこなれ始めた熟成感がより洗練の妙味を醸し出し。年末らしく本当に毎日のグラン・ヴァンに舌鼓を。
ブルゴーニュの彼女のオーパス・ワンの持ち込みは、意味が有ってのことで。’01は残念ながら私には手持ちが。’81ではコストの問題もあるでしょうし。結局近年稀に見る上質な出来の’01を久しぶりに。そして、今宵はブルゴーニュを飲まれないブルネロへ。確かに今宵は彼女がブルゴーニュをお飲みになられないメンバーと言った感じが私には見て取れましたが。その為もありあまり干渉も致しませんでしたが。飲みわけというのも、ある種大切なのかもしれません。お相手の方が明確なお好みが有られるのであればそれに合わされるのも素敵な行為かと。
個人的には思い出深い造り手のバンフィ。モンタルチーノの巨大な生産者はネゴシアンともいえるほどのサイズで中々上質なトスカーナを作り続け。