イタリアンでお世話になっていた時は、もう8年ほど前になるでしょうか?そのころでも’93ぐらいを扱わせていただいておりましたので現在の’86はとても意味が有り。熟成により熟れ始めてイチジクのコンポートのような甘みを持ちながらも後半の酸によりイタリアらしいエレガンスが見て取れます。’90年代からの上質感が伝えられるイタリアでもこの辺りのヴィンテージで満足が得られるのは素晴らしいことで。
まあ、偶には彼女がトスカーナを飲まれるのもよろしいのでは?お住まいがフィレンツェにもあられるのも偶然ではありませんし・・・・・。
Sommelier R.Imamura