Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

断片的に

先週末の”つぶやき”を断片的に思い出しながら。
タルボの’93は、祇園街を早めにリタイヤされ一児の母になられたお姉さんが。今宵は一般のお友達をお連れでしたが彼女もとてもとても・・・・・・・。彼女の要望で珍しくボルドーでしたが、やはり女性だけでしたら控えめに。彼女が初めて来られた晩は五大シャトーしか見ておられませんでしたが。
それからではあるのですが、今宵もお一人にてご来店の東京からのxxxはラッキーなのかアンラッキーなのか彼女達のお隣に。フランクにさせていただいている間柄なのもございますが祇園街でも一際目を引くお二人に、きっかけは私ながらもここからラグランジュ’94とグリュオ・ラローズ’87を私を含めた4人で。サンジュリアン好きとは言え、この辺りを2本は予定外だったでしょう。彩人のお祝いもいただきましたが、今回は普段とは大分
額に隔たりがあられたでしょうが。それでも、お電話番号の交換もされ偶然の美女との出会いを楽しまれておりましたが。
キューピットが愛らしいエチケットのロル・ヴァランタン。斜め向かいのお姉さん方は、気さくなムッシュを伴われ。濃厚なメルローにご執心のマダムは、’00のグレート・ヴィンテージを。上質な熟れたタンニンは、このヴィンテージの特徴。右岸だけに飲める状態になり始めており深夜1:00以降でも元気を漲らせる彼女達には、本当に・・・・・・・・・・。
少し気がかりなのは、狭い祇園街。あの芸妓さんがカウンターの端から若宗匠の今宵のお楽しみをご覧になられていたのは気に・・・・・・・・・・。
まあ、粋なお二人大丈夫でしょうが多少はネタにされてしまうでしょう。
それとセギュールですね。今宵の特別はお誕生日までに’80もしくは私の私物の’62のネゴシアン・ラベルのハートが小さくも紅色の珍しいものを飲ませる要求を。最後の1本の’90でしたが完成度の高いヴィンテージ’90は彼らの中でも特上の1本でしょう。まだまだ熟成は可能ですがたっぷりとした甘みの層にふくよかなで滑らかな質感に絹のような上質な今宵の時間は羨ましく・・・・・・・・・。

             Sommelier R.Imaura