Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ極上にて

週末の昨夜は、前半はゆっくりだったものの後半に意外な展開が。とにかく、素晴らしいワインが大量にその中でもシャンパーニュの偉大さが一際。
・Pavillon Rouge du Chateau Margaux’91
・Chateau Labegorce Zede’85 Margaux
・Chambolle Musigny Les Amoureuses’90 Lou Dumont
・Chateau Corton Grancey’79 Louis Latour
・Chteau Palmer’83 Margaux
・Taittinger Brut’73
・Louis Roederer Brut’73
・Veuve Clicquot Brut’49
深夜のボルドー好きのムッシュはホステスさんを両手に華でマルゴー村の興味深いヴィンテージ・ワインを。
仲田さんがネゴシエーションする、恋人たちは前回の入荷で素晴らしいコスト・パフォーマンスを発揮いたしました。今回は2ケース24本を買占め状態にいたしました。昨夜も2本お勧め出来。
いきなりの団体さんは、厳しく。やはり4名様ぐらいまでが限界なのでしょうか?ですが、ブルゴーニュのグラン・ヴァンの味わいに免じて・・・・・。
マルゴー村屈指のヴィンテージ’83。ましてや人気のパルメでしたので、いささかハイ・プライスに。ですが、初来店の女性お二人でマルゴー等と悩んだ末のセレクトだけに意外な展開でしたが。
後のシャンパーニュは、全てご常連さんのお祝いがらみで。どうやら、新規で工場の購入を為されたようでそのお祝いに。兼ねてから狙われていたヴィンテージ・テタンジェ。唯一のヴィンテージ’73の望ましいエリア、シャンパーニュ。このクラスは、どれもやはり”一番うまいのはシャンパーニュだ!”と憚らず言ってしまいたい。テタンジェはやや薄い色調で泡はもう儚いものでしたが、ロデレールは泡が見事に残り同じヴィンテージでも様々な状態に、驚愕なテイスティングになりました。
留めはハーフ・ボトルではあったのですが戦後すぐのとても稀少なヴィンテージ’47。私自身も40年代のシャンパーニュは初体験。泡は残念ながら、ですが未だに力強く生き延びた琥珀色の官能的な液体に熟成の極みを。
さすがに、今宵は疲れきった。

              Sommelier R.Imamura