Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

忙しかった・・・

昨夜は久しぶりに働いた、と言う感覚を。
・Chateau Montrose’71 St Estephe
・Pol Roger Brut Chardonnay’88
・Aile d’Aigent’96 Chateau Mouton Rothschild
・Chateau Rauzan Segla’96 Margaux
・Opus One’85 Mondavi & Baron Philippe
・”Y” ’85 Lur Saluces
・Chateau Tour Haut Caussan’88 Medoc
・Echezeaux’70 Domaine de la Romanee Conti
マダムの誕生日にお生まれ年のボルドーを。前もってのお取り置きに予定通りのシュチュエーションと出来の良いヴィンテージの深みがしっかりと。次はラターシュをせがまれておられましたが。
後で伺えばかなりビジネスの重要な案件だったようで、お恥ずかしい。コース仕立てのお食事に泡・白・赤の贅沢なディーナーでしょう。やはりシャンパーニュの熟成は美味い。こなれたシャルドネで円い甘みが。
シャンパーニュシャルドネでしたのでブルゴーニュでは、面白みが無いかも?ですのでボルドーのこちらもトップの綺麗な酸味を。
子羊にムートンの赤が出せれば。ただ、男性お三方でそこまではいやらしいのでマルゴーらしからぬパワフルなシャネルを。
オーパス’85は、確かに前回のボトルとは様相が異なり。もっとデキャンタ後にお待ちいただければ・・・。後半、酸味を含んだフィネスが立ち上がるのに。
ボルドー・ブランの最高峰のひとつイケムが仕込む’85は、何度も思い出を与えてくれる特別な白。蜂蜜の甘い香りなのに辛口なのは、裏腹ですが官能的で。
風車のエチケットが印象を与えるブルジョアですが、熟成したこのクラスは中々出来が良く。末広がりのヴィンテージも後押しがあり、柔らかくトリュフの贅沢なアロマを。
今年もDRCを。’70のエシェゾーは目減りが多く、ネガティブな香りを全面に感じさせながらものノスタルジーを募らせるもので。初めて感じさせられた彼ららしからぬブーケでしたがこれもヴィンテージのキャラクターなのでしょうか・・・・・・・。

            Sommelier R.Imamura