Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ’83’79

本日の出勤時には、同業者の方とすれ違い。お互いに気が付いていたかな?ですが、こう暑いと 四条花見小路の交差点で世間話をする気にもなりませんので そのまま。若い頃は 金髪なんかにもされていた方ですが 何処となく 落ち着かれた感じで。まま、と言うか 年をお互いに取ったなあ?と言うのが 本音ですが それでも 彼はスーツを 着こなしており 僕は ジーパン Tシャツだからな・・・・。まま、いいか。
で 昨夜のシャンパーニュの熟成2本は
・Leon Launois Blanc de Blancs’79
・Taittinger Brut’83

お似合いのカップルと言った感じのお二人で。
今回は まま さらりと。
どうやら 彼女のバレエの公演の終了のお祝いのような形だったようで。
その為、やや遅めのお食事と 飲み頃のシャンパーニュを。
しっかりとワインリストのシャンパーニュのページだけですが 色々と見極めておられ。結果的には、彼のヴィンテージの ハーフのシャンパーニュから。
ピノ・ノワールの比率の高い造り手がお好みのようでしたが、ブラン・ド・ブランとは やや申し訳ないお勧めになりましたが 完全に泡は消え失せてはいるものの 濃密な熟成の味わいは 正にブルゴーニュシャルドネの上質なグラン・クリュの 禿山が見え隠れします。
ホワイトアスパラとパルマ産の生ハムに 鶏の白レバーのテリーヌ、カルボナーラ、鴨のコンフィなどと共に 2本目は これも1本目からのお勧めの流れで。
ヴィンテージは、戻る形ながらも レギュラーサイズの テタンジェのヴィンテージ’83は 4年しか違わないものの 明らかに泡の立ち上がりも残り 酸の 幾分の溌剌さも残る 上質なエレガンスを。
おそらくはご結婚のご準備が為されているかと ですが 今後もご縁が有られれば幸いです。
Sommelier R.Imamura