Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ついつい 手が出てしまう

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本日は、ランニングを。その後は、新年初の トライアンフに跨って風にあたって。あったかい!明日までは、汗が出るくらいらしいですが でもねえ 早朝は流石に寒いのですよ なので上着は抱えてになりますが 微妙な雨も気になりますが・・・・。

その後は、愛犬のお散歩もこれまた 今年初で。おもいっきりマーキング!そんな姿でしたが これも彼女らには本能だから仕方ない。

で やはり連休が明けてからは 閑散と・・・・・

とは言えですが、新年早々 ワイン商は鼻息が荒く。メインのように活躍されるワイン商のひとつは、このところ流石にオールドが値ごろ感や 銘柄に惹かれるものが無く購入に至っていない。他方のワイン商も今月のオファーは意外なほど欠品が少なかった。ですがですが、またまたのように インデントで数か月後の入荷オファーのワインリストからは 随分の依頼をしてしまった・・・・・。どれだけ確約が取れるかは解りませんが これがまた数か月後に資金繰りを厳しくしてしまうのは お約束なので そろそろ利口になりたいものです。

また、そのワインのリストを必死に眺めている際にお越しになられた若い女性陣でしたが こちらはご挨拶に。空き店舗になっていたテナントビルの4階は、このところ施工業者さんが入っておられ どうなるのかな?と気に留めてはおりましたが あっという間に またまたレンタル着物屋さんが。まま、おそらくは ほぼほぼ居抜きになるのでしょうから早いのも理解出来ます。以前のオーナーさんは、やり手の今どきの男性でしたが 今回の代表の方は若い女性でした 店長さんも若い女性でお二人ともに可愛らしい方々でしたので 勝算も有られるご様子で。実際に本日の出勤時にも既にエレベーター待ちに相成りましたので、幸先良いようです。

代わりに2階のテナントが、早くも空いてしまいました。そう、まあ どんなお商売でも10年は1割の生存率でしょうから お互いの切磋琢磨にて。まあ、そんな時代でもないかもしれませんが。

画像は、何となく手が出てしまうの コンビニ商品です。本格的なお料理しか!のワインバーを経営されている方々には 失笑かもしれませんが 時として これはこれで有りのような?微妙にお安くはないですが・・・・・。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'06

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本日は、筋トレを。その後は、捕まりました 銀行員さんに。

コロナ禍より お取引先銀行さんが 増えました。まま、借入の件での案件が入り口でしたが。年末より担当者の方とタイミングが合わず 他行さんには既に昨季の決算報告書は渡せていましたが まま彼らは それですね。ですので遂にご連絡を入れますと 何時もの他の行員さんですが馴染みの方でしたので。またまたなのですが、お借入れのご案内も。政府主導の低利の案件らしいですが どうなんだろう?まま、貸していただけるのは有難いことですが こちらでお借りした金額はまだ手を付けてないだけに。

で 昨夜は閑散でしたが 一昨日の

・Savigny Les Beaune’06 Antonin Rodet

これで 取りあえずは日付的には1日遅れで追いついた形になりますが それにしても暖かい日中でした。体調が万全でしたら そろそろトライアンフのエンジンを蹴ってあげたかったのですが まだ目が腫れていて・・・・・。

お電話をいただき 前回は 確か帰省していてお断りさせていただいたのを思い出しました。運転中でしたが、その際にお二人とのことでしたので おや?とも思いましたが お目出度いお話に嬉しくも。そうですねえ、ほとんどの顧客が バツが付いておられない限り 独身の顧客の方は本当に限られています。まま、年齢的にも適齢期は過ぎられた方々ばかりですので こちらの顧客のご結婚の報告は素敵なことで。周りにも そうですね、嘗ての同僚くらいでは?40を超えて ひとりものはほとんどですので。ですが、こちらは 穏やかなお人柄ながらも お寺をお持ちですので どうなんでしょう?中々 ハードルも有られたようで。とは言え、一回り下の奥様を次回はお連れ頂けましたら。お飲みになられないと言うことが やや 残念ですが お坊さんは かなりウエイトを下げられていましたので きっと しっかりとされた方かと。

アントナン・ロデのサヴィニー’06。基本はグラスなので こちらでしたが ご理解いただける方は そうですよね 実際にはブルゴーニュの’06をグラスでは中々簡単ではないかと。華やかな香りと お祝いの雰囲気も相まり結果的にはボトルが空く まま僕的には 良く見かける展開でした。

それにしても 新年の本山に皆さんお越しのようです。が 昨夜は寂しかったので こちらの業界に方々のお越しが最近は減少傾向のような・・・・・・

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージNV'89'83

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本日は、相変わらずの慌ただしさで。たった数日だったのですがね、やはり 50も目前になりますと体力は落ちているのでしょうか?昨夜は、1本だけで 時間帯的には早くタクシーさんにて帰宅を。左眉にできものが出来、嫌な予感は起床時に明らかに腫れており 色々な疲労を感じましたが とは言え午前中には起床してランニングをこなし。その後は、愛犬のトリミングに連れて行き 店舗に灯油を。帰宅して昼食をいただき またまた引き取りに。そして、半身浴をこなしてからの出勤になりました。

まま、予定通りに一応は動けたので 満足感ではありますが お世話になるトリミングサロンさん 予約が予定通りに取れません!明らかに人手不足ですが、何処か探すべきか・・・・・・。

で 1日遅れのこの書き込みも 現状2日遅れになっておりますが

・Berlucchi Cuvee Imperiale Max Rose NV

・Ridge Cabernet Bedford Mountain’89

・Beaune Les Teurons’83 Jacques Germains

何かね、ラーメンに¥2,000-か。まあ、定価¥700-のものに¥2,000-払う必要は無いと思う。王様遊びをしたいなら どうぞ!ちなみに 僕のカウンターでも釣りはいらん!の方はおられますが。何れにしても原価率を鑑みてお値付けをするのは当たり前で値上げ出来ないのはおかしい!勿論、顧客の問題はありますが ボランティアではないのだから。じゃないと ただの資金力があるところ だけが勝ち残るだけだから。個人的には、むしろ ほぼほぼ横流しのワイン商の方の方が 暴利のような気もしますが。勿論、自社でワインをお探しになられての僕のお付き合いを為しているワイン商の方々は異なりますが。現行ヴィンテージで やりすぎは・・・・・・。

連夜のお越しのご夫婦は、ご満足いただけただろうか?まあ、出来る限りのセレクトをこの晩も。

折角来ているのだから 僕のカウンターではフランスを飲みたい!は奥様ですが、今宵もイタリアからのスタートで。ですがこれもまた興味深いコルクの状態では?

NVのベルルッチのロゼですが、どうやら’80年代のデゴルジュもので 明らかに熟れた味わいと香りは 正にヴィンテージ・シャンパーニュの熟成のそれで。中々、この手のボトルも手には入りませんが 見つかれば仕入れたいものです。知っていればお値打ちで 知らなければ ただの売れ残り?かもしれませんが。

ヴィンテージ’89のリッジ、カリフォルニアのワインを現地でインポートされている彼らでも 中々吞み込める機会は限りなく少ない希少な生産者の熟成で。コロナ禍以降は中々お越しいただけなくなった方々へのターゲットではありましたが これもまた 意味ある方々への元へ。流石のカベルネです、リリース時は正直 裾もののキュヴェでしたでしょうが 熟成を経て その真価を発揮する カリフォルニアの括りでは表現できない繊細なボルドースタイルかと。

〆になりましたが、ジャック・ジェルマンを。何度もですが、ややネガティブな存在でもある生産者ですが 個人的には訪問も経て ボーヌのエリアでは最も安心感のある また切ないほど 支持したいボトルで。しかも、トゥーロンとなりますと 彼らにとってもフラッグシップだろう。過度に甘みを求める訳ではなく 柔らかい果実味のジューシーさは 何時もながらの ほっこりとさせられる。懐かしいドメーヌの建物が描かれるエチケットに更に切なさも。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'04'02'87'73

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本日は、筋トレを。ほんの少しですが、続いた素晴らしき晩に やや肝臓が疲れております。

そして、出勤時には 今年も掲げられておりました。1月の京都の風物詩でもあるのかな?JCさんの会議が今年は行われるようです。昨年は確か寂しかったような?まあ、解りませんが 久々に例年お越しになられていた方々のお顔を数年ぶりになられる方もおられるので 拝見したいものです。

で 2ラウンド目が書けていなかったので

・Pommery Louise’02’87

お電話がいただけ、特徴的なお声の方なのですが気が付けなかった・・・・・。まま、とは言え 今回もどうも不穏なお話をお持ちになられる要点でしたが 何のことない相変わらずの仲睦まじいお姿に安堵はしましたが 性的なことは もう僕に相談されても。まあ、もう’62ヴィンテージでしょ?高校生じゃないんだから!我慢してください。

先ずは ルイーズの’02から。十分に美味な’02ですが、これで手持ちも無くなった筈。使い勝手の良さも有りましたが、そうねえ 無くなるともっと買っておけば良かったと思います。

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相変わらずの流れで 直ぐにボルドーに。’04のラランドは、この晩の流れでは意外にメルローの青いニュアンスが現れていたようで。まあ、その他の飲み込んでいたワインの違いもゲストとは有るので その懸念は必要ないかも?でしたが、やはり やや若い段階に感じられた’04で。とは言え、もう後数年で20歳を迎えるヴィンテージ。なんなら世間では18歳が とも言うご時世なので このヴィンテージが成人なのか?意外に 重厚さを持ち始めた伯爵夫人かもしれない。

またまた、シャンパーニュに戻って 折角なので ルイーズの’87を。はあ、これが やはり最上の酒類のひとつでしょう。飲み頃にしっかりと熟れたプレステージは流石の一言で 正に新年の逸品かと。じっくりと熟成を経て 蜂蜜の味わいを帯びた希薄な泡に まだまだ進んでいきます。

〆はブルゴーニュも。相変わらずのご予算も変化していきますが、少しね 懸案もありましたので 幾分色々な考えをもって。

ヴィンテージ’73のクロ・ヴジョ。久々の’73のグラン・クリュ、造り手としては やや穏やかな ラブレ・ロアですが、熟成すると素晴らしいものが多く見受けられるのも現実で このボトルも綺麗に熟成しており、淡く儚い 透明感の果実味は ブルゴーニュでしか得られないスタイルでも有るかと。今年50ですか、後何本飲める機会が有るのかは解りませんが 辛うじて未だ元気なボトルが まだ有るのも解っています。ワインに負けないように 生きていきましょうか!併せて久々でした、ご家族でのご利用も心より!

Sommelier R.Imamura

白馬'79

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本日は、やや 二日酔い気味での ランニングを。帰宅が8:00頃でしたので、まま 睡眠時間は短かったかと。

そして、東山高校はお疲れ様でした。残念な準優勝でしたが、このところの京都代表は決勝で勝ててないな。ですが、強くなっているのも現実かと。

で 昨夜の白馬は

・Bellavista Grand Cuvee Pas Opere’93

・Merlot’06 Nakai Russian River Valley

・Cheval des Andes’03 Mendoza

・Chateau Cheval Blanc’79 St Emilion

日曜日の営業が意味があったのも数えるほどですが、この晩は2ラウンドも様相でしてが 取りあえず1ラウンド目を。

横浜からのご夫婦は、新年のご挨拶と 伏見稲荷の鳥居のお参りに。

少し遅れてのお越しだったので、ちょうど どうする家康 が見れたのも幸いかと。今年は大河もみましょう!

’91のブショネが気になりながらも この’93は 素晴らしく 開けたては やや閉じこもりながらも 後半には完全に開いておりグラスの中からは もうシャンパーニュに劣らない 蜜のニュアンスが美しく フランチャコルタの上質さをはっきりと。この手のキュヴェを もっともっと仕込んで欲しいのが本音です。

ルシアン・リヴァー・ラヴェイのメルロー、この キュヴェ・ナカイは彼らが現在はインポートする銘柄で バック・ヴィンテージの’06は彼らも印象に無いようで他社さんの裏ラベルが張られており。レンジ的には、スタンダードな立ち位置ですが クラシックでクリーンな印象で 綺麗に熟成していたのは意外でしたが、後半の余韻の青いニュアンスも 程よいアクセントに溶け込んでおり 印象を良くしたのは 素敵な機会だった。やはり、ワインにはストーリーも有って 何方の元に嫁いでいくかは非常に重要なことでもあります。

前回の横浜の晩に出されたブラインドのシュバル・ブラン’98が忘れられず。なので、今回は やや意地悪ながらも。

ヴィンテージ’03のアルゼンチンのシュバル・ブランならぬ シュバル・ザンデス。マルベックがブレンドされています。これが明らかに表情に表れており、チリではない!とのコメントに流石の印象でした。アルゼンチンのワインも彼らのようなエレガントな造り手によると 洗練される 良き代表例とも思われる。とは言え20年くらいの熟成を経たからの現実でもありますが。

明らかに そのスタイルの変化を感じさせる オールド感。ヴィンテージ’79になると、流石に一気に加速します。ハーフボトルになりましたが、こんなお遊びが楽しい限りです。ただ、久々の顧客のお越しに このあたりでお相手が叶わない時間帯も有り申し訳ない。今宵、続きが出来れば良いですが 久々に飲み込んだ 右岸の本質的なツゥー・トップは ボルドーの良さを体現させられる ほっこりのフランとメルローで。比較にはならないのですが、高い評価を受ける’98と この’79もまた理解出来る熟れたトリュフの香りに満たされます。

Sommelier R.Imamura

NV ヴィンテージ'96

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本日も 筋トレをこなして。その後は、ゆっくりと。取りあえずは明日までは世間も喧騒があるでしょうから大人しくしておきます。

で 昨夜のゆっくりのスタートは

・Condrieu’96 Paul Jaboulet Aine

・Lanson Brut Black Label

そろそろのウォーミングアップをこなしておきたかったのは本音でした、今年もこの方にはお世話になりたい!コロナ禍で苦しんだのはお互い様でしたが、同じように何とか少しづつでも元に戻って行きたい!よろしくお願いいたします。

ジャブレのコンドリュー、ヴィオニエの濃密な味わいが持ち味なのですが この造り手は幾分穏やかな果実の凝縮感ではありますが、デキャンタージュで徐々に その姿も変化が見て取れ。まま、セラーの設定温度の低さも感じられるのですが この季節は中々難しいのも現実です。中盤からの昇華の様子が、ボトルでの楽しみのひとつなので。

今宵ももう少しだけ?との引きづるように。NVのシャンパーニュはもう基本的には仕入れない!ただ、この手のボトルが見つかると その話も変わります。明らかに現行のものとは異なるコルクの状態なのは画像で確認いただけるかと。とは言え、この手のノン・ヴィンテージの嘗てのリリースされたものは 以前は見向きもされなかったのにね。限られたワイン商が見つけてはセールスされていますが、ここにも触手が延ばされているのも事実です。と言うことは やはり熟成されたボトルが欲しいのではないの?と ここが本音ですよ!ただ、ままこのランソンのブラック・ラベルですので もともとのキュヴェ自体も やや淡いスタイルですので そこも理解をしながらなのですが とは言え おっさん二人で〆のシャンパーニュとしては 中々素敵な熟成感の ある意味贅沢な儚き泡かと。

Sommelier R.Imamura

ご入店時には!

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本日はランニングを!その後は、テレビで高校サッカーを。準決勝は、どちらもPKか。打ち合いの試合も有り、また京都の代表の決勝進出に歓喜ですが 凄いなあ。ちなみに我が家のおぼっちゃん2号は、こちらの高校はどうや?との問いに 男子校は嫌や!の一言でした・・・・・・。

で 昨夜も早くも新年早々 心が折れかけております

まあなあ、この連休まではお正月の気分は続くのでしょうが 実際の世間はどんなご様子でしょうか?我が家はもう完全に平常モードですが、やや 僕の心は穏やかではないですが。

画像は、店舗の入り口から。先ずは、足元にご注意を!どうしても段差がありますので気を付けていただいて!なのですが ままご入店時には それほど問題はないのでしょが お帰りの際は 何度かトラブルがございました。可能な限り、お見送りの際に足元のご注意をお伝えするのですが 失礼ながら間に合わなかった際も有り・・・・。

また、お越しの際は 直ぐに左手のカウンターに気が行きますが 右手の店内の大型ウォークイン・ワインセラーに鎮座する もう今では異常な高騰を続ける希少なボトルを少しだけでもご覧いただくのも 素敵な機会では?

まあ、もう このガラス面にて見えるボトルには 中々オーダーは難しい段階にはなってしまったかもしれませんが。

そろそろ、よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura