Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'04'02'87'73

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本日は、筋トレを。ほんの少しですが、続いた素晴らしき晩に やや肝臓が疲れております。

そして、出勤時には 今年も掲げられておりました。1月の京都の風物詩でもあるのかな?JCさんの会議が今年は行われるようです。昨年は確か寂しかったような?まあ、解りませんが 久々に例年お越しになられていた方々のお顔を数年ぶりになられる方もおられるので 拝見したいものです。

で 2ラウンド目が書けていなかったので

・Pommery Louise’02’87

お電話がいただけ、特徴的なお声の方なのですが気が付けなかった・・・・・。まま、とは言え 今回もどうも不穏なお話をお持ちになられる要点でしたが 何のことない相変わらずの仲睦まじいお姿に安堵はしましたが 性的なことは もう僕に相談されても。まあ、もう’62ヴィンテージでしょ?高校生じゃないんだから!我慢してください。

先ずは ルイーズの’02から。十分に美味な’02ですが、これで手持ちも無くなった筈。使い勝手の良さも有りましたが、そうねえ 無くなるともっと買っておけば良かったと思います。

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相変わらずの流れで 直ぐにボルドーに。’04のラランドは、この晩の流れでは意外にメルローの青いニュアンスが現れていたようで。まあ、その他の飲み込んでいたワインの違いもゲストとは有るので その懸念は必要ないかも?でしたが、やはり やや若い段階に感じられた’04で。とは言え、もう後数年で20歳を迎えるヴィンテージ。なんなら世間では18歳が とも言うご時世なので このヴィンテージが成人なのか?意外に 重厚さを持ち始めた伯爵夫人かもしれない。

またまた、シャンパーニュに戻って 折角なので ルイーズの’87を。はあ、これが やはり最上の酒類のひとつでしょう。飲み頃にしっかりと熟れたプレステージは流石の一言で 正に新年の逸品かと。じっくりと熟成を経て 蜂蜜の味わいを帯びた希薄な泡に まだまだ進んでいきます。

〆はブルゴーニュも。相変わらずのご予算も変化していきますが、少しね 懸案もありましたので 幾分色々な考えをもって。

ヴィンテージ’73のクロ・ヴジョ。久々の’73のグラン・クリュ、造り手としては やや穏やかな ラブレ・ロアですが、熟成すると素晴らしいものが多く見受けられるのも現実で このボトルも綺麗に熟成しており、淡く儚い 透明感の果実味は ブルゴーニュでしか得られないスタイルでも有るかと。今年50ですか、後何本飲める機会が有るのかは解りませんが 辛うじて未だ元気なボトルが まだ有るのも解っています。ワインに負けないように 生きていきましょうか!併せて久々でした、ご家族でのご利用も心より!

Sommelier R.Imamura