Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Ermitage Le Pavillon'93

f:id:Budounokura:20191229184029j:image

本日のお昼間は 次男と 本年度の最終の祇園街界隈のダイレクトメールのポスティングを。お昼間は 流石に 年末らしい観光の方々で祇園は ごった返して。夜間とは 様相は 異なりますが より 夜間の楽しめる文化も 成熟していければなぁ?と 改めて。

で 昨夜の 一般的には この街の最終日?は

・Ermitage Le Pavillon'93 M.Chapoutier

連夜で 祇園街では 深夜帯のタクシーさんは 拾えず 来てもらえず の晩でもありましたが 僕のカウンターは 非常に静かに。

ただ、この晩の深夜のお電話のお姉さんは そう そんな気もしておりました。鴨肉のスモークをしっとりと仕上げた ワインのアテにはぴったりの逸品があるのですが こちらを 御節にと?そんなお声が耳に残ってもいましたので。

そんな手持ちも残しておいて正解でしたが 何時ものムッシュと 今宵は より お若い ヴィンテージ'93の お姉さんも 引き連れて。

ヴィンテージ'93も そろそろ 良い熟成感も 出始めてはいるものの まだまだ ワインの世界では やや。なので 手持ちに不安はあるものの その中でも 厳ついブルゴーニュは 数本有りましたが 少しやり過ぎでもありましたので まま 頃合いが良い?と言うと失礼ですが これも ローヌを代表する逸品のひとつでもある エルミタージュの 特別なキュヴェを。

正にモンスター級の 絶賛を得る シャプティエの パヴィヨンですが パーカーの評価は常に。

このヴィンテージ'93も 数年前のテイスティングでも 印象は良かったものの まだまだ硬くも。昨夜の 期待も コルクの浸透具合は  進んでいないもので。

ただ、まあ それでも 27年が 見え始めており 甘みのたっぷりの しなやかさは 評論通りなのです。

まま、話題は 多岐にわたるものの この晩は こちらのお姉さんは シャンパーニュも あの フット ド シェーヌの'93を飲み込まれたようなので このような機会を経て 本当に美味しく特別なワインを 知っていっていただきたい!

そう 良い意味でも いくら 高価なもので 固めても こう言った文化を知らなければ どうでしょうねぇ?と勝手ながら思ってしまうので。まま、彼女たちは その機会を得られていますので。

良いお年をお迎えください!

ちなみに今宵は 貸し切りにての臨時営業です。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'07'04'91

f:id:Budounokura:20191228181155j:image

本日のお昼間は シトロエンのディーラーに。またまた 車検が やって参ります。そろそろ 買い替えも 模索したいものの いやいや 自身の体のオーパホールのほうが 今は先にしなければ!なので 来年も 愛らしいスタイルのC3には お世話になります。

で 昨夜の 男だらけで

・Morey Saint Denis'07 Nicolas Potel

・Chateau Clerc Milon'91 Pauillac

・Veuve Clicquot Ponsardin vintage'04

まあ 完全に年末モードですが 往来のお人は 東大路通りは 限定された時間は賑やかに。

残念ながら僕のカウンターは 閑散とでしたが 中盤の男性陣のご利用に 他のお子様連れの顧客には ご遠慮いただきました。ま 流石に昨夜は致し方ない。

そして 今宵は 会社の忘年会のはけた後にてで 何時もは異なり 男性陣のみで。何時もは目の保養を堪能させていただくのですが 偶には 彼の社内での立ち位置も見られ良き機会でも。

こちらには普段は使用しないブルゴーニュですが 今回は王道を。

ニコラ ポテルのモレは 若いヴィンテージですが 愛らしい果実味が 溢れる 正におこからのスタートの1本目かと。

そして ソムリエ日本一の彼の所でのご利用時のワインは このクレール ミロンのヴィンテージは'07だったようですが 僕のカウンターでは そう こんなヴィンテージを。また こう言った 遊びの部分が ワインの楽しみで そんな比較を楽しめるラインナップを持つから しっかりとしたワインバーだと個人的には。ヴィンテージ'91は 他の部下の方々からも 何時もとは当然ですが異なる 興味と美味に お言葉もいただけ 恐縮てす!

〆は シャンパーニュも。今回再会出来た ヴィンテージ'04の ヴーヴ クリコ!以前も良い印象を持ちましたが 今回は一段としっかりと熟れており 蜜のニュアンスも抜群で これもまた 先のボルドー以上に 称賛をいただけ そうだろうなぁ ご理解を得られ まま やや 無理をした コストとは言え 意義ある晩だったのでは?と。またまた このような 男ばかりの機会でも ご利用いただけましたら 嬉しく思います!

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'02'01'83

f:id:Budounokura:20191227182346j:image

本日のお昼間は 年内最終のジムに。今年も ほぼ 週3の ノルマは 果たせていたかと、ですが お正月は 完全に1週間は お休みになりますので 不安も有りますが。

で 昨夜の またまた年末モードですが

・Chateau Quinault L'Enclos'02 St Emilion

・Chateau Gloria'01 St Julien

・Santenay'83 Joseph Drouhin

決して バタバタと慌ただしい訳ではないのですが 少し 閑散期を経ての ご常連さんがたのお越しに まま 年末らしさも。

前半のおふたりは こちらも半年振りくらいでしたね。積もるお話も多々ですが 少し焦りながらのお料理も。大きめのTポーンステーキは手持ちが有ると重宝します。メインとしても十分で 焼き加減は 気を使いますが シンプルに バルサミコのソースにて。

ワインは 変わられずの しっかり目のボルドーを。サンテミリオンは モダンな ショコラの香りが支配的な 凝縮感の 薄いとは言わせない!

流れも有りますが 2本目は サンジュリアンのヴィンテージ'01のグロリアを。まま、手持ちと価格のバランスも この展開でも。共通項は有りますが 明らかに そのスタイルは異なります。カベルネ ソーヴィニヨン   ベースながらも このクラシックな味わいは より シリアスで 大人のものかと。もう少しの 頻度を上げて戴きたくもですが 年内に間に合って戴き幸いです!

深夜の 歯科医のドクターは 今宵も律儀に。前回で最終かな?も有りましたが 此処まで来られましたら 大晦日もお待ちしております!今宵は 待ち人のお姉さんも 僅かながらも お越しいただけ 安堵でも。

ヴィンテージ'83の ドルーアンのサントネイは これも やはり 安心感の 苺ジャムで。正直 この村名ながらも 感心する しなやかで愛らしいピノ ノワールの典型のブルゴーニュに 深夜も 飲み込めます。連日のワイン三昧ですが 心より 感謝いたします。

さて 今年最終の週末は 如何でしょうか?よろしくお願い申し上げます。

Sommelier R.Imamura

極上のヴィンテージ'02'97'89'53

f:id:Budounokura:20191226190212j:image

本日は やや 二日酔い気味でしたが 次男の散髪に。実際には どの位の時間で 完全に ワインが 抜けるのか?は 職業柄も理解しておくべきでは有りますが そうも言ってられない部分も。まま、勿論 完全に酔っている状態などではないですが。

で 昨夜の これまた 素晴らしいワインは

・Chateau Malescot St Exupery'97 Margaux

・Manbourg Grand Cru'02 Marcel Deiss

・Chateau Cos d'Estournel'53 St Estephe

・Beaune Les Teurons'89 Jacques Germain

はあ 前半は どうなるかと思いましたが こちらのおふたりから。

ヴィンテージ'97の マダムは久々でしたが こちらの若社長は 12月は 流石に数回目の。今回も ヴィンテージ'97のボルドーを。何とも 簡単にお出ししましたが この サンテグュジュベリは 300周年の特別なエチケット。まま 作柄としては やや穏やかなものになる'97ですが ちょうど良い飲み頃のカベルネ ソーヴィニヨン  です。300年と言われると 本当に 星の王子様 を俄然現実味を感じます。年内は 最終の週末まで お待ちしております!

半年ぶりになられますかね、ワイン ラヴァ〜のムッシュは 今宵も 飲ませすぎてしまい 申し訳なく。まま、ご機嫌のご様子でも有られた印象でしたが。

アルザスからのスタートは 意外でしたが いつも通りの シャンパーニュを1杯は テタンジェで。

おそらくは アルザス最上の造り手の マルセル ダイスの この マンヴールは ヴィンテージ'02ですら もう 市場では 全く見かけないものなのでは?そう言った意味でも 他の彼の銘柄との チョイスを問われると 答え難いのも本音でした。とは言え この印象的なエチケットも有り ゲストの即答ではありましたが。ちなみに 今宵は 3本ともコルクを失念してしまい。ワイン自体の状態は 素晴らしく やや 抜栓時は ドライな印象ながらも 徐々に余韻の果実味が膨らむ流石のグラン クリュのリースリング。また、是非とも 探して出逢いたい逸品です。

何時もはブルゴーニュのオールドなのですが 今宵はボルドーにてのご容赦も。それも ヴィンテージ'53となれば 文句の付けようも無く!偉大なヴィンテージの'53の 2級格付けの コス デステュルネルですが 正に ポートのスタイルで。とろとろに熟れたカベルネ ソーヴィニヨン  は このように熟成していくのですが これもまた希少なボトルが 消えていきました。ちなみにの ネゴシアン ボトルで 珍しいエチケットが こちらにも。

〆まで行かれたのですが やはりブルゴーニュも。以前のヴィンテージ'71のイメージが とても良かったようで この ジャック ジェルマンを。ですが 流石に手持ちのオールドはヴィンテージ'89までしか・・・・・。やや、確かに若い!それでも30年なのですが。

数奇な運命の ジェルマンですが それはそれでの 優雅なピノ ノワールは ムッシュには 記憶には残られなかったかもですが・・・・・。

と言うのも 申し訳ない ですが 最終は クリスマスでしたが 男ふたりで ソファー席にも。楽しくの極上でしたが お帰りの際に 足をとられてしまい ご不便もかけてしまい。心配も有りましたので 非常に稀ですが お泊りのホテルのお部屋まで お供いたしました。カードキーの存在が無ければ辿り着けないものでしたが ベットまで お連れして 靴を脱がしてから お布団もお掛けして 失礼いたしました。お風邪もひかれてなければ 良いのですが これに懲りずに またまた 来年も よろしくお願い申し上げます!

Sommelier R.Imamura

シャンパーニュ'12

f:id:Budounokura:20191225185042j:image

今朝は 少しでも早く帰宅しよう!との思いで 6:00前には玄関の扉を開けたのですが 次男は 既に。まあ、多少は予想は出来ておりましたが そう クリスマス プレゼントをいち早くあけたい!そんな気持ちも理解出来ます。今年は 少しだけ贅沢な 野球のグローブを 渡しましたが おそらくは喜んでますくれたかと。懐かしくも 自分にもそんな思い出も有りますが まだ 可愛げが。

対照的に長男は まあ ゆっくりとなのかもしれませんが 中身が見えているとは言え 開ける事も無いとは 可愛げが無いなぁ!

で 昨夜の イヴは

・Paul Gadiot Precurseur Premier Cru'12

寂しい クリスマス イヴではありましたが まま そんなものかな?それとも 僕のカウンターだけでしょうか?他所様の流れも気になりますが。

そんな中の ご近所の鰻屋さん、まま おっさん2人の シャンパーニュと言うことに。

ポール ガディオ 今回初のテイスティングになりましたが やはり良い部分はヴィンテージの より コクのある味わいなのですが、これも好みだな!鰻屋さんは この段階がお好みのようで ご理解を よくよく。勿論 僕も 十分に楽しめる味わいの 深いシャンパーニュなのですが、幾分 酔いが回るのです。ヴィンテージの若いシャンパーニュは やはり 泡の勢いも強く どうも 満腹感と 酸が やや シャープに。まま この辺は それぞれの。

そして このぐらいから 年末の気分は深まりますが 今宵は如何でしょうか?

よろしくお願い申し上げます。

Sommelier R.Imamura

今宵も Vaillon

f:id:Budounokura:20191224183028j:image

本日のお昼間は ゆっくりと。ですが ご近所の工事の騒音に 寝てられない!年末で 急いでおられるのは解りますが 午前中はやめて欲しいなぁ の思いです。只でさえ 短い睡眠時間なので・・・。

で 昨夜も 静かに

・Chablis Vaillon'05 Defaix Raveneau

世間的には どうなんでしょうか?クリスマス イヴを控えた昨夜は お人の流れも疎の印象でしたが まま 今宵の現状も変わりませんので 僕のカウンターは そんなものか・・・・・。

男性陣のお越しは まま 落ち着いた時間帯ながらも 気が付けば 同世代と言う事もあり 長い拘束にもなってしまいましたか?

白ワインの 定番と言う存在かもしれませんが この シャブリのプルミエ クリュの ヴァイヨンは そうですね、確かに このラヴノーですが フランソアとなると 価格が 一気に数倍になりますので この ドゥフォーの 軽やかさも 楽しめるものかと。

ヴィンテージ'05の 熟成感は シャープさを 削ぎ落とし 滑らかさを堪能する段階かと。

MRさんでしたか、尽きないお話に 気が付けばでしたが またまたご縁を よろしくお願い申し上げます。

ちなみに 画像の 京都タワーは 今宵は クリスマス カラーですね!

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'05

f:id:Budounokura:20191223182203j:image

休日の 渋滞の状況は酷かったな。まま、クリスマス前の休日ですので致し方ないでしょうが。

本来的には この時期が 最もの繁忙期にならなければいけないのですが もう ここ10年来は穏やかなクリスマスを過ごしております。また、今年からは 祝日ではなくなりますので 世間の流れはどうなるのかな?ですが 変わらない カウンターになりますので よろしければ 如何でしょうか?

で 先週末の これまた辛うじての

・Chablis Vaillon'05 Defaix Raveneau

お電話は 今年も何度かいただいておりましたが 実際にお越しいただいたのは 今年は初だったので。まま、医師会でのお仕事も含めてお忙しいのも重々。

また お恥ずかしながらも 他店さんは いっぱいだったようで 気軽にお越しいただき。

とは言え そのお陰で またまた 悩ましくも色々なお話に また 東京の病院事情についても 今後いただけるようで。何かと 考えさせられますが 大切なことなので。

グラス アイテムでも有る ヴィンテージ'05の シャブリの ヴァイヨン、プルミエ クリュの上質なアペラシオンですが 造り手も ラヴノー。デュフォーとなりますが そう 世代も変わっていくもので また 新たなドメーヌも出てくることによって 新しい出会いも。とは言え このボトルも 15年前のものになりますので 青林檎と言うよりも 林檎の蜜の部分が主張する より熟れた熟成感も。

まま、色々な意味で 肝臓にも過酷な季節です。柔らかな熟成したワインで ほっこりとしていただけましたら!よろしくお願い申し上げます。

Sommelier R.Imamura