Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

先ずは オールドNVシャンパーニュから!

f:id:Budounokura:20231020172254j:image

本日は、ランニングを。まあ、雨の降る前に、若干の二日酔い気味ながらも気分良く。

今日も陸運局の駐車場では、真っ赤なフェラーリが 綺麗だなあ!と見つめながらも その奥には これまた鮮やかなイエローのデュカティが。イタリアって。

でもねえ、メディアで流れてましたが 中東の王様はフェラーリロールスロイスを合わせて500台お持ちのようで。何か 欲しいけど欲しくなくなるような?何か不公平なような気もしますが・・・・・。

で 昨夜は結局 出入りはありましたが 5本でしたか

・Pierre Gerbais L’Audace 100%Pinot Noir

・Laytons Brut

今年も本当にありがとうございます、少し遠方?ではありますが 月1くらいのご来店に心より。

今回は’63なのかな?と想定しておりましたが、違いましたね。まま、それでも ’77のセレブレーション・シャンパーニュのお陰でストーリーは大きな晩にも。

先ずはオールドNVシャンパーニュにて お越しを待たせていただくのですが、このゲルべのローダス ’00代のものとのことでしたが いやいや コルクを見る限りでは もう少し進んでいる味わいだったような?完全に余韻に甘みを主張するまではいかないものの 明らかに若さよりは熟れた果実の味わいに はあ、基本はヴィンテージ・シャンパーニュのみの手持ちになりますが 現行では味わえないものの このような熟成ボトルはもっともっと出逢いたいものです。

ちなみに裏張りがありました・・・・・老眼で気が付きませんでしたが、ヴァンダンジュは’12、デゴルジュは’17と。はあ、そんなものなのか・・・・・。

順序は、跨ぎましたが このレイトンのシャンパーニュ。’70~’80代のもののようですが、こちらもコルクはしっかりと熟成を経ており 先の’77のローラン・ペリエのコルクよりも 古いものにも感じられ。香りは、のっけから素晴らしく 正にムルソーの熟成を感じさせられ期待は大きく。ですが、これってどういった経緯でのリリースになったのだろう?と言うほど 熟れてはいるのですが やや余韻に若さも感じるほどの ある意味では非常に素晴らしい保存状態のような?と言うか これって蔵出しに近いような味わいに やはりワインとシャンパーニュは 比較出来る機会がいただけると言うことは 本当に本当にソムリエ冥利に尽きる晩でも。

他のオールドNVシャンパーニュのお取り置きはお伺いしましたが、この銘柄も後1本有るんですよね。お残ししておきますか?

Sommelier R.Imamura