Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'94'90'82

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本日は、筋トレを。とは言え明らかに陽の上がる時間帯迄飲んでおりましたので、疲労感は隠せません。未だ筋トレ中にはエアコンは付けずに 汗だくでしたが 一応はノルマを果たすべく。

そして、出勤前には 雷が何度も。我が家の愛犬は 震えながらすり寄ってきます。まあ、怖いんだろうなあ?意味が解らないことは特に。

で 昨夜は 久々のこちら様も

・Chateau de Fieuzal Blanc’94 Graves

・Bourgogne Rouge’90 Charles Noellat

・Ernest Remy Brut

・Bourgogne Clos du Roy’82 Michel Pont et Ses Enfants

・Eau de Vie de Prunes de Mouton Rothschild

亡くなられるのに ゴミの処理をするなんて 最後も美しくを考えられたのだろうか?死人に口なしと言いますが、まあ 介護の問題なども有ると 悩ましい部分も有られたかも。

こちらには ご連絡をさしあげたので やや気を使われた経緯も有ったかもしれませんが、夜半からワインバーを梯子される形に。

珍しく 男性のお連れ様も伴われて 何時ものお姉さんも合流される形で 長い晩になり また楽しき時間でも。

1本目は何時ものように 熟れた白ワインですがお連れの男性が まあ競合店さんのご常連さんのようで目論見は崩れて 銘柄を色々と変更しながらでしたが まあ、このド・フューザルは ミネラル感も含めて この梅雨時の 愁いな晩にも寄り添うスタートかと。

ブルゴーニュ!らしいです お好みは。ですが、実際に他店さんで何を飲まれては お連れ様からは聞き出せない流れでしたので まあ 僕のカウンターらしい 少し熟成を経たものを。’90のシャルル・ノエラ、もう少しだけですが贅沢な使用が叶うリコルクものです。十分だと思われますが、ただなあ やはり後に続くもののコルクを見るにつけ ですね。

リセットにしても贅沢なシャンパーニュのNV熟成。こちらも 7月のラインナップに悩まされながらも衝動的に抜栓していました。そう、想像以上にバランスよく 柔らかな熟成感に 残りはもう衝動的には使えない!と心に誓うのですが 大丈夫かな。

ヴィンテージ’82の クロ・ド・ロアか。馴染みのない生産者ながらも こう言った展開や しがらみを感じる瞬間に こんな手持ちが重宝します。どうなんでしょうね、実際のところ どの程度飲み込まれているかは 何となくは解るものです、が まま楽しく飲むことが最大のターゲットなので この〆かと思っていた 正に飲み頃を感じさせる ミシェル・ポンの侮れないジェネリックかと。

久々の紫煙を勧めていただき 体調も大丈夫だったので 足りなく感じますよね この流れでは ひょんな形での ムートンのプルーンが 僅かに残っていたので。これも酸化が進んで 抜群の甘さに 止まらない。葉巻との相性は言わずもがなですので 中々皆さんをお帰しすることが出来ませんで。

いやはや 皆さん無事帰られましたかね?7月もお待ちしております!

Sommelier R.Imamura

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