Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'86

f:id:Budounokura:20230226173545j:image

本日も 筋トレをこなして。

名誉ソムリエか。まあ、年会費すら もうお支払いしていない僕には田崎さんのことをどうこう言う資格は有りません・・・・。まあ、岸田さんがワインをどの程度 好んでおられるかは知りませんが激務なんでしょうから 晩酌は素晴らしきワインを嗜んでいただきたいものです。ただねえ、コロナ禍ではっきりと解りましたからね 団体としても何もしなかった協会ですからサポートに関しては如何なものかと。

で 昨夜も辛うじての

・Chateau Beau-Sejour Becot’86 St Emilion

・Bourgogne’90 Charles Noellat Heritage

もう、ふて寝の状態でしたが どうやら八坂さんを挟んだお宿に宿泊をされておられたようで。良いですね、メディアで何度かお見掛けしておりますが流石にそこにはお泊りとは・・・・近すぎる。とは言え、そんな形でのご利用がよりいただけましたら有難い限りです。

日本酒ですのね、ゆず料理が名物の屋号でもありますし シャンパーニュや 白ワインにロゼがお勧めかもしれませんが 鍋料理がスペシャリティのようですので 酒ですか。なので足りない分を欲してのご様子で。どうやら移転前はご利用いただいていたそうですが、何となくハスキーなトーンに記憶が蘇りながらも。

サンテミリヨンの熟成を。ヴィンテージ’86の こちらも訪問が叶いましたボーセジュール・ベコ、最近はこのくらいの’80年代の半ばも非常に綺麗に熟れており むんむんと妖艶な香りを纏います。モダンとは言えない段階でもありますが、メルローの熟度の高い果実が収穫出来た様子が思い浮かぶ 流石の上質な逸品は、若干の忖度も含まれるかも?ですが、素晴らしい。

お連れのマダムは、どうやらソムリエールで 〆にグラスにてもう少しとのことでしたので、ノエラの’90を。そう、少し休ませていた このボトル 予想通り リコルクの荒さがほどけて来ており。まま、勿論以前のオリジナルのボトルのたっぷりの熟成感には見劣りしますが とは言えの らしさがはっきりと。

良き京都の思い出になられていれば幸いです。

Sommelier R.Imamura