Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ'99

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本日は、早朝の横浜を移動して京都へ。3月に1度とは言いながらも、何時もながら感謝しかありません。12月の予定は断られてしまいましたが、まま これは致し方ない。

ちなみに昨夜も飲み込んでおりますが、毎度のように楽しくて酔っぱらってしまいます。記憶の中で飲み込んだ銘柄は、オルネライア’03,シュトー・シュヴァル ブラン’98,スクリオ?、ミウラ’17,Jスパークリングなどでしたが申し訳ないのですが存じていない銘柄も有りましたので。何れにしてもこれも何時もながらの趣向に感謝です。ただなあ、シュヴァル ブラン’98 偉大な作柄のトップ・シャトーですが ブラインドで出てきて全く。フランとメルローの青い香りは出ていたものの まさか偉大な’98と言われると ちょっとイメージ通りとは行きませんでした。お邪魔したワインバーの店主さんにも失礼も有ったかと思いますが、またまた次の機会もよろしくお願いしたい限りです。

で ほぼ徹夜になってしまった先日の晩は

・Pernand Vergelesses’99 P.Dubreuil Fontaine Pere & Fils

完全に油断の時間帯でしたが、お初のムッシュは 先ごろ京都の移住を。中々のビジネスマンのご様子でしたが、これがご縁でまたまたの機会が有られることを。

シャンパーニュを飲み込まれてから 数杯の印象でしたが、このヴィンテージ’99のペルナンの抜栓と葉巻の存在が 長い晩への伏線でした。

ワイン商からは最初は白のペルナンとのことでしたが、どうやら赤ワインの間違えだったようで 若干プライスは下げていただけたものの 先に顧客の方からのご依頼も有りお送りしましたがテイスティングの機会も出来て こちらは安堵の素晴らしい味わいの デュブルイヌ・フォンティーヌ。どうしても、やや貧弱な酒質にもあたるサヴィニーですが ヴィンテージ’99になると この造り手も最近は明らかに品質を上げている。赤系の果実の香りが弾けており、密度の濃い果実の塊の印象で 熟成の片鱗は穏やかなものの ピュアなピノ・ノワールの楽しさを前面に。

これでシガーを燻らせながら 最終的には貴腐ワインも〆に。

気付けば朝方でしたが、ご近所のご様子ですので。またまた、よろしければ。

Sommelier R.Imamura