本日は、伏見稲荷へ登った後は トライアンフを。月末なんでね、このところバタバタしていたので ワイン商へのお支払いの額が店舗に置きっぱなしにしていた納品書に。たったそれだけの為とは言え、ちゃんと期日にお支払いをすることは やはり信頼関係でもありますので。まま、気持ちよく 店舗までの約１０分ほどの。どうやら来週には梅雨入りのようなので、今週はもう一度は乗りたいものですが。
とは言え、今月も今宵迄ですか。強烈に苦戦の５月でした・・・・・。最後の補助金がいただけたことと また叩き込まれたようなワインの入荷にお支払いが僕の役員報酬を軽く超えておりましたので、帳簿上は僕のお給料は取れなかった・・・・。お恥ずかしい。６月は移転後の７年を迎えます、よろしければご支持をいただけましたら幸いです。
で 昨夜のフットボーラーは
・Bｏｕｒｇｏｇｎｅ Ｐｉｎｏｔ Ｎｏｉｒ’８５ Ｌｏｕｉｓ Ｊａｄｏｔ
・Ｊｏｓｅｐｈ Ｐｅｒｒｉｅｒｅ Ｃｕｖｅｅ Ｒｏｙａｌｅ’８５
実は夕方の段階までは、京都に遊びに来ていた両親と家族を連れて烏丸界隈で食事をしておりました。軽くビールを流し込むくらいでしたが、我が家のお坊ちゃんたちは纏めて祖父母にたしなめられて。まあ、どの程度 心に響くのかもは解りませんが そうだなあ こう言った部分では昔のような家族での同居は良い影響も有ったのかもしれない。まあ、ですが最終は自身の問題なので 兎に角強く生き延びる精神力を養って欲しいのですが・・・・。
２１：００前にはお開きで 店舗に。軽く準備をこなしてから 丁度良きタイミングでのお電話は今年初めに 東京を訪れていた為にお会い出来なかったフットボーラーが。
どうやらシンガポールから慌ただしく帰国されていたようで、心許す仲間の方々と。
と言うか、うーん 比較にはなりませんが お三方の腕にはめた機械式時計で 僕の一生分の家が２件買えるんですけど・・・・・。まあ、世界観は当然ですが ラーメン屋さんですか 凄いなあ ヴィンテージ’９０の彼が最も特別な時計で フェラーリの名を冠したウブロのようでしたが これオーバーホールが自分で専用パーツを差し込むだけで出来るそうです。そんなもの有るんだ。他の方もパテックか、これはオーバーホールは馬鹿になりませんよ！
ですが、個人的にはスウェットのハーフパンツを穿いたフットボーラーのしなやかながらも鍛え上げられた筋肉は それだけでラグジュアリーなものかと思いますが。
これは残しておりました。ヴィンテージ’８５のジャドのＡＣピノ・ノワール、先にテイスティングしていたものより やはりですが落ち着いており よく柔らかく 角の取れた愛らしい果実の味わいに そらあなあ 相変わらずでしたがシーズン中ではありますが紫煙を上げられ。
お連れの方のリクエストはシャンパーニュ、ふと足元の台下冷蔵庫はヴィンテージ・シャンパーニュ用の温度帯なのですが選択肢が２本あり。ちょっと意地悪なご説明でしたが、やはり ジョセフ・ペリエのキュヴェ・ロワイヤルのヴィンテージ’８５を。これも やはりですが 素晴らしいなあ、色調は未だ若さすらの予想以上の薄いものでしたが コルクの状態からは当然の熟成を経ており 味わいは持ち味の余韻が 蜂蜜を帯びております。アタックには清涼感すら感じさせる、若さの中に複雑な味わいすら混在する 生命力を感じずにはおられない上質な逸品だったかと。
お忙しい中の 大切な方々とのお時間を費やしていただき嬉しく思います。また次回は年末になられるようですが是非とも。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
