Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ’02’90

本日のお昼間は月1の散髪に。やや、早く目が覚めたのでお天気の晴れ間に久々のトライアンフのエンジンを蹴り上げさっぱりと。色々な意味で切り替えの5月のスタートです。
そして、4月に納品の予定でしたが5月にずれ込んでの納品になりましたが お支払いは4月分でと言う担当者さんの言い分で・・・・。
まま、のシャンパーニュのオールドのギ・ミシェルの’96’82が1ケースにて。以前も’82は頂いたのですが、3本だけだったからな。あっという間の消費に今回は、やや買わされた感もございましたが必要なものだけに致し方ない。
で昨夜のこれまたシャンパーニュ
・R & L Legras Presidence Vieilles Vignes’02
・R & L Legras Saint Vincent’90

4月の〆の晩でしたが、やはり静かな展開で。と言いながらも、本当に本当に何とか何とかの資金繰りではありますが4月のお支払いも。ただ、完全に自身の貯金も枯渇する状況に先月先々月の貯金は使い果たしたな・・・・。そんな意味でも5月の連休は恨めしいですが、変わらないご愛顧を是非ともお願いしたい限りでございます。
深夜の何時もの皆さんは、今宵はシャンパーニュを2本の流れで。
お越しの前に出前のご依頼をいただいておりまして、人気の手羽先餃子だったのですが多めの量はお人数が増えられたので事なきでもあり。
それに合わせてではないですが、今宵は若めのシャンパーニュからスタート。
レグラの’02はグラン・クリュのブラン・ド・ブラン、長男のヴィンテージを寝かせる思惑で購入した3本の内の1本ではありましたが やはりと言うか若すぎた・・・・。この強固な酸は、まったく滑らかさを持ち味とはしておらずヴィエイユ・ヴィーニュの面影は完全に封印されており。まま、仕切り直しのようなスタートで辛うじてではありましたが・・・。
そして2本目は、ランクも違うかもしれませんが真打登場と言った感じのこの2本の味わいの違いに何時もの感覚で。
何時もながらの’90の完璧なバランスに シャンパーニュの本来の美味しさに立ち返るものでしたが 勿論ここにも大きな原価の違いが否めない。柔らかく弾ける蜜のニュアンスが、深夜の皆様の酔いを誘う1本かと。

               Sommelier R.Imamura