Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'09'96

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明らかに空気の冷たさが異なりますが、まま 12月も中盤ですので 当たり前か。

時事的には、拉致被害者の方々には 結局 政治家は結果を出せないんだな。もし、自分の子供だったら彼らは本当に同じアクションなんだろうか?

あと 北新地の放火は本当に考えさせられる。冬場は僕もストーブで暖まっているので 他人事では無いのですが ガソリンを持ち込まれたら対処法はないなぁ。ご冥福をお祈りいたします。

で 昨夜のご近所の歯医者さんは

・Savigny Les Beaune'06 Nicole et Jean Marie Capron Charcousset

・Chateau Sociando Mallet'96 Haut Medoc

この晩は、落ち着いたお時間からのご予約でしたので お料理の段取りもほどほどで。

生牡蠣に 鴨ロースの2種の仕上げと シャンピニヨンのスープ、カルボナーラのリゾットに 牛肉のバラ バルサミコソースで お腹はいっぱいでしたかね。

淡く比較的すっきりめのシャルドネですが、奥行きは ほのかに感じさせる繊細なサヴィニーです。

相性として前半のお料理には、出過ぎることなく寄り添う まま これでも15年前のブルゴーニュ

実は赤ワインは ボルドーの方がお好みなのでは?そんな疑問も メッセージのやり取りで疑問も。

なので バラ肉の脂身に合わせて ボルドーを。ヴィンテージ'96の 素晴らしいヴィンテージですが ここに来て本当に綺麗に熟れて熟成しており やっとやっと 飲み頃の段階に入ったなぁ!と改めて。まま、より上位な格付けシャトーでは 定かでは無いですが この ソシアンド マレ 先日のヴィンテージ'90も同様に 柔らかく複雑な果実味と 余韻のビターなスタイルに ほっこりとさせられる。

この特別な シャトーは やはり 仕入れ続けることも意識したい。

吹雪の晩に ありがとうございます。

Sommelier R.Imamura