Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

その12は サロンを

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本日のお昼間も伏見稲荷のサミットに。相変わらず愛犬を 軽く引き摺るように?ですが 今はまだ辛うじてですが そろそろ暑さも増して連れて行きにくくなりますかね?です。

ちなみに今日は、頂上付近で あるご夫婦に 毎日来てるね!と声をかけられ。イヤホンをしているのですがタイミング良く聞こえたので二言程度でしたが、こんな会話すら 微妙なこの時期だけに。とは言え 人間だからなぁ 心有る方々は会話に飢えておられますよ。それが、この流れの判断かな。

また、ニュースの記事ですが 嘗てお世話になっていた テナントビルを所有されていた滋賀県のリゾートホテルさんの破産が。移転から5年が近づいておりますが、色々とすったもんだも有りましたからね。もう息子さんの代になられているとは思いますが、以前のテナントビルも更地にされて建て替えを着工しかけていただけに このインパクトも留めになられたのかもしれませんが まま 学校法人なども為されておられるので その形態は僕には解りませんが、兎に角粘らず移転を成していて正解でした。今回の新たな借入に関しても、この事はプラスに働いている部分もありますので。

で 僕のワインリストの中からの 最後の晩餐ワインとしての その12を

・Salon Blanc de Blancs'83

今回も シャンパーニュを。嘗ては、そう15年前では この銘柄の立ち位置が此処まで昇華するとは思いもしませんでした。勿論、上質で熟成をさせれば 滑らかなリッチな味わいになるのは解ってはおりましたが どんなに高くても福沢さんがひとりいれば!そんな印象でしたが 今となっては。

やはり デュポンさんの商才が大きく影響したのも 要因でも有りますが 当然ここは唯一無二と言うのがストーリーとしては最も相応しいかと。

また、手持ちのヴィンテージは'85も有るのですが ここは敢えて'83なのです。よく言うサロンらしさとしては、'85なんでしょうが このヴィンテージ'83が ある意味サロンらしからぬ やや大振りなマッチョなスタイルと言う 通説で。とは言え正直どちらも素晴らしいものではございます!

Sommelier R.Imamura