Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’93’90

本日のお昼間は、久々に しっかりとお犬様のお散歩を。涼しい風も気持ちよいものの 湿度は 梅雨の致し方なさに。少し スタートが遅くなると 土曜日は 次男がついて来てくれないことも。彼の週末の土曜日のお昼のルーティーンは 新喜劇を見ること。頭悪そうに笑う 瞬間も ですが 実は広島産まれの僕も 子供のころは同じ行動をとっていました。妻は悪口だらけの 新喜劇は推奨しないのですが まま関西人は致し方ないかな?
で 昨夜の久々のご常連さん方の 意味ある金曜の晩は
・Guilem de Fargues'93 Lur Saluce
・Percarlo'99 San Giusto A Rentennano Martini di Cigala
・Nuits Saint Georges Les Boudots'90 Georges Noellat

嫌な雨に お待ちする次第でしたが 1本のお電話が顧客を呼ぶ福の神のように。
珍しく 男性陣でのお越しに 失礼が有ったかもしれませんが。珍しく、グラスワインでの対応に なりましたが お連れの方へのご紹介も兼ねて。
今宵は、スタートは テイスティングも兼ねての ルイ・ラトゥールのニュイ・サン・ジョルジュから。'00の味わいは?でしたが 綺麗に酸も円みを帯び始めており 十分に ブルゴーニュの 熟性の何かを 感じていただける 意味ある グラス・アイテムかと思います。
お次は比較の ボルドーも。サルジェ・ド・グリュオ ラローズの'03は 長いこと使用しているアイテムですが そろそろ 手持ちも僅かに。再オーダーもしたので 使い勝手もよかったのですが そろそろ別のアイテムに変更されます。今度は、グラン・クリュの5級ではありますが カントメルルを。ヴィンテージは'02と若いヴィンテージ乍ら これもまた ほろ苦さかと?
〆は 白に行くので やはり通常よりは 考えないと。で ここではブルゴーニュでは無く ボルドーの白を。明らかに 蜂蜜の香りを帯びた '93のリュル・サリュース伯が仕込む ギレム・ド・ファルグは 変化をも求める瞬間や 簡単な グラス・アイテムの選別とは一線を。
久々のお越しのドクターは、最近は 船舶免許の取得の為に 期間も。ですが、やはり思い出していただけることに感謝いたします。またまた、イタ車が増えるのですか?です。跳ね馬だけでも!ですが、蠍も確かに。
で イタリアンです。今月の特集は やっとやっとの 抜栓の約10年前の仕入れの ペルカルロです。'99はテイスティングして思いました。長いこと熟性をさせてあげたなあ!でしたが、若い頃はこのトスカーナも 硬い重たいサンジョヴェーゼの本来の良さは?でもありますが 本当に意味でイタリアの またフランスとは異なる 良さが味わいに。可憐な要素も多分に含まれ また何となく やはりのトマトソースが脳裏に浮かぶのが サンジョヴェーゼの特徴かな?
お忙しいでしょうが 海に祇園に 上手にお顔を拝見したいものです。
宇治の名士は、移転後 やっとの。以前は 毎日の出勤時にポスターで 見かけてはいたのですが 変わられないお姿も。
初めに聞けていれば でしたが ホントかな?の門限の22:00に ボトル対応のつもりの シャルル・ノエラのブドは これもまた素晴らしい姿に。リコルクされた この'90は何本かは まだまだ その'90の味わいには満足いかないものが。ですが、これもリコルク後に ゆっくりと時間の経過を待つこと 5年くらいかな?です これでやっとですよ 強い味わいのニュイ・サン・ジョルジュではありますが しなやかで やわらかい味わいのピノ・ノワールの 優雅な味わいは 優しく。半分くらいは余ってしまいましたが 結局 先の男性陣と ご一緒にルイ・ラトゥールの村名との 若い味わいで比較するのも また面白みも。うーん、それにしても リコルものも 待つ気持ちがあれば その姿が ゆっくりと。
何にしても ワインは 飲み頃が重要です!
Sommelier R.Imamura