Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’93’90

連休をいただきました。昨年も つぶやいたかもしれませんが この季節の祝日が多く 正直必要ないのですが・・・・。
ですが、今年も顧客のお誘いに甘えさせていただき 福井まで。何から何までの お心使いに感謝いたします。今回は次男だけを連れていくことになりましたが、子供も可愛がっていただき 今年初の旬の蟹を目いっぱいいただけ 何とも贅沢の限りを。ですので、今回もワインだけは 少しお持ちして。
白でしょうかね?でしたので、ニコラ・ジョリーのクロ・ド・ラ・クール・ド・セランの’96を。これは、甲殻類に どうなんだろう?そんな興味も。ブルゴーニュ・ブランの’66は ジャン・デュポンでしたが 今宵の選択肢には選ばれず まま期が良き時にお飲みください。そして、ボランジェの赤ワインを。’97でしたが、やや 未だに酸が気になる段階でも。後半には紫煙もあげながらの ご迷惑をお掛けいたしました。次男の 帰りたい!コールで先に失礼いたしましたが これに懲りずに またまた お願いしたい限りでございます。
で 先週末の晩は 閑散でしたが 白が
・Guilem de Fargues’93 Lur Saluce
・Coteaux du Layon’90 Touchais

久々のマダムでしたが、これは ひとつのモデル・ケースにはならないかな?の道を挟んだ 大箱の店舗さんでのご婚礼の二次会終わりの。
まま、彼女自体はご常連さんなので 新たなではないですが 先日も そんな流れもも 僅かながら有りましたので。ですが、お人数や ご予算的には問題があるかな?
イケムのサリュース伯が仕込むファルグの辛口の白。ですが、貴腐の香り拡がる上質なボルドーブランで。’93は、高貴な熟成を経て シャルドネに比べると やや 穏やかな果実の凝縮感ではありますが これもまた秋の夜景を眺めながらの 大人のセレクトかと。
こちらのマダムも お休みを利用され。何時もながらのハードワークは見て取れますが お仕事をこなされる 重役さんだからな。
淡い甘口がご所望でしたので こんなロワールの逸品も。ボルドーの寄付に比べれば 比較的穏やかなコストではありますが この’90のシュナン・ブランは 綺麗な甘みに これもまた心 ほっこりと。甘すぎなく酸のメリハリが また美しい 上質なコトー・ド・レイヨンは 使い勝手の良い 〆のボトルかな。
Sommelier R.Imamura