Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'88'83

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本日は、またまた休息を。久々ではありますが、楽しきワイン談義?になりましたので。まま、その代わりに こちらも久々の半身浴をこなしてからの出勤に。

そして、昨夜知ったのですが この半年ほど少しだけ通勤ルートを変えて やや遠回りを。狭い祇園街なので、スタートからお会いしたくない?と言いますか そんなルートもありますので致し方ないのですが そのお陰でまた新たな店舗さんウオッチングもしており。そこで気になる店舗さんは、カフェなのでしょうが 以前の祇園町のお姉さんがされていたのか。嘗てはドレス姿しかお見受けしてなかったので、白シャツに黒パンツのスタイルに気が付きませんでした。まま、しっかりと見ていたわけではないので 当たり前かもしれませんが 40代目前の女性陣もしっかりと頑張られております。

で 昨夜の結局は おっさんのみの

・Hermitage’83 E.Guigal

・Bourgogne Passetoutgrain’88 Michel Gros

コロナ禍の難しいビジネスの状況から幾分回復されつつなのでしょうか?久々にお顔を拝見出来て幸いです。いずれにしても業界としての行事が有られるようでしたので、そんな流れが世間を動かします。

ヴィンテージ’83のエルミタージュ、夜間は涼しさもありますので このエリアのシラーの熟れた味わいは流石に楽しきボトルになります。

このエリアを代表する造り手の最先方かと思われますが、流石のバランスで柔らかく下に流れ込むものの 余韻のエッセンスにシラー特有の妖艶さが立ち上がります。ただ、これもこの当たりまで熟成しているボトルだからこそ感じられるものかと。

勢い2本目は、先日の話題をお話しながらの流れを。ヴィンテージ’88ですが、パストゥーグランですので ガメイが?ですが おそらくはそんな印象も余りなく 正直個人的には 並みの造り手の村名などは蹴散らかす品質にあたるかと。

寧ろ未だに若さすらで、柔らかいものの余韻のモカのニュアンスが意外にまだ大地の味わいも残り この優良な造り手のミシェル・グロの最も格の低いワインながらも ある程度の経験の有られるソムリエすらも はっきりとブラインドでは答えることなどは不可能だろうなあ。まま、先入観での敬遠も まあ致し方ないかなあ。僕のカウンターの支持者は ある意味での冒険心が求められるかもしれません。

Sommelier R.Imamura