Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'88'85

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本日は、筋トレ。久々の やや二日酔い気味でしたが、運動はこなせたものの 掛かりつけ医のところにお伺いしたかったのですが これは来週に引き伸ばして。その代わりに、買い出しにベスパと 気分転換のトライアンフも。我が家の裏手のガレージの直近に解体業者さんのトラックが停まっていましたので しばらくは車は遠慮気味に。1週間ほどかかるのかな?ですが、これで住みついていた猫ちゃんたちの生態系が崩れるのかな?悩ましい懸案も可哀そうですが解決してくれれば良いですが。

で 本当に久々の

・Bourgogne Passetoutgrain’88 Michel Gros

・Maranges Le Clos des Rois’85 Therese Boeuf

人手不足な様相の飲食業会ですが、やはり 特に技術と優良店での経験をお持ちの方は 引く手あまたなのでしょう。有名店を渡り歩くような形になられて 暫しお忙しくされておられたようで やっとのことで取れた店休日だったようです。馴染みの顧客の方とお祝いのような形の。それにしても 嘗てお世話になった懐石料理店ですが、多くの料理人さんが独立され人気店になられております。転職先のお店も支店にはなられますが、以前の後輩の方がオーナーになられるお店のようで まあそんなご縁が繋がられるのも飲食業でも当たり前のようで。

白ワインとシャンパーニュも飲まれましたが、今回はブルゴーニュの2本を。

ミシェル・グロのパストゥーグラン、以前他の顧客には ’88のパストゥーグラン?グロでも もう厳しいだろう?とおっしゃられる方もおられましたが、お人変われば 数種のブルゴーニュの選択肢からも これをセレクトされるあたりは らしさを感じます。寧ろ未だに若さすらの印象ですが、それもまた2本目のことも考えての!とのご意見に 流石の見識を感じます。個人的には、既に数本の抜栓をこなしている パストゥーグランの’88なので これは安心感かと。これで 残りは2本だったかな?逆に少し寝たパストゥーグランの存在もまた希少な印象です、また優良な人気生産者だと言うことも 愛らしさの果実味かと。

マランジェ、まま リクエストがシャロネーズだったと言うことも有ってのセレクトで それに比類するランクのものを?でのACやパストゥーグランの選択肢を並べた次第でしたが、流れも素晴らしくの’85の。プルミエ・クリュとは言え、まあ’85だったから 辛うじての果実の力を讃えており、儚げな味わいに 今宵3本目のボトルも するすると。お食事も併せてだったこともありますが、やはり 熟成して熟れた味わいのピノ・ノワールや ガメイのニュアンスは急激な酔いへは誘わない。これが若いぴちぴちのヴィンテージだと こうは行かないでしょう。それもまた オールド・ヴィンテージの世界の もうひとつの楽しい部分かと。

またまた おふたりで!

Sommelier R.Imamura