Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Taupenot Merme

本日の出勤は何時もよりも少し早めに。有難いことに店舗のお手洗いにウォシュレットを進呈していただけ設置を。顧客のリクエストでも有りましたので自身でも検討すべき内容でもありましたが、ご提案もあり有り難くお受けさせていただきました。まま、最もスタンダードな商品ではありますが こちらの顧客がおっしゃられる通り特に男性陣は胃腸も柔らかい方も多いでしょう。この洗浄システムが有るかないかでお店選びが為されるとも。考えてもいなかったな・・・・・。
で昨夜の久々の珍しい逸品は
・Charmes Chambertin’82 Taupenot Merme
この日は前半はお誘いいただいておりましたパーティに。全日空ホテルさんでの会でしたが、お噂通り素晴らしい豪華な宴でした。ホテルさんサイドも流石に中々力も入られていたかと。
それにしてもお恥ずかしい限りではありますが、お名刺を10枚しか持って行ってなかった為にアクティブに動けなかったのは事実ですが300人規模の会でほとんどが何かしらの社長さんばかりで基本的には僕よりかは年長者の方ばかり。それでも末席とのお伝えでしたが、何を何を前から2番目の円卓で真ん中の位置に恐縮するしか。しかも懐かしいお顔の顧客もおられ、しばし歓談をさせていただき。少しだけ、まともな格好をしていって良かった。
そして、今宵はそのご招待をいただいた何時ものムッシュに。またまた、有難いことに円卓で同席させていただいたムッシュも別件でご利用いただけるなどご縁の大切さを感じさせられ。
何時ものブルゴーニュ・オールドは、希少なトープノ・メルム。彼らの変わり種は、僅かに所有するクロド・ランブレイでランブレイにモノポールを持たせない造り手としても強く印象を持ちます。
その彼らのシャルムの’82ですが、流石のオリジナルの状態で透き通る透明感の色調は失礼ながら先のホテルさんでの溌剌としたワインとはまた異なるワインの世界観かと。
まま、それぞれに用途は異なるとは思いますがそこがまたワインの懐の広いところかな。
ちなみにこの’82はパリの’85のコンクールでのシルバーメダル受賞ボトルのようで。

                    Sommelier R.Imamura