Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ローヌにて

休日はこれまた ほぼ徹夜にて。朝方5:00過ぎの帰宅に和室の前を通りかかると、ぱっと煌々と電気が付けられ次男の声が。運動会の為、京都に来ていた僕の両親と どうやら川の字になって寝ていたようで 興奮も相まってこの時間に。結局、そのまま犬の散歩と親父との僅かな時間の会話になりましたが まあ良かったのかな?その後は、京都駅まで送っていき またその足で子供たちと 少し早い月末の作業のダイレクトメールのポスティングに。今回も自転車で子供たちと祇園まで向かったのですが、鴨川沿いの舗装されたコースは気持ちよく自宅近くまで。
で先週末の土曜日の晩は
・Vacqueyras Reserve’99 Chateau des Tours E Reynaud

先週の僕のカウンターは誰がどう見ても完全に惨敗だな・・・・。月曜日のムートンの’73マグナムで流れが良かったのに、それだけだったような。
今月の今週末までですが、救いの神様の存在をお稲荷さんに神頼みですが。
どうやらご紹介いただけていたようです、それも月曜日のムートンのマグナムのムッシュからだったようで。表現の仕方は面白いもので、失礼ながらも 一言に”男前”と言う言葉も 勿論お人それぞれですが 一般論ではご本人の方が!のシーンでもあり。失礼をば。
お連れのお姉さんの所要時間が余りにも・・・・だったのですが、ワインの表現も やはり初めてのお付き合いのゲストには その真意を測るには色々と考えさせられます。
リースリングソーヴィニヨン・ブランも好きだけど、今夜は赤ワインで 酸っぱいのも 渋いのも嫌い!”とのことでのお勧めでした。しかもグラスワインで お時間もかなり限られており。
急ぐあまりに やはりこれかな?と手に取ってしまいましたが どうやらこれば まあお気に召していただけたようで。まあ、このエマニュエル・レイノーの妖艶にしてスムーズな味わいは 酸も穏やかで渋みも気になるような代物では全くだからな。
ただ、あのお言葉の真意は 解らないな もう一度機会があってお相手してみなければ。少し熟れたボルドーブルゴーニュであれば大丈夫かもしれないし、むしろ普段お飲みのワインの銘柄をお伺いするタイミングがなかったことが残念ですが・・・・・。
まま、改めてこの季節からローヌの やや獣のニュアンスも感じられる赤ワインの楽しみが 雰囲気かな。
                   Sommelier R.Imamura